産婦人科について
ごあいさつ
対応疾患の例
産科
- 正常妊娠、異常妊娠(異所性妊娠、稽留流産など)
- 合併症妊娠(妊娠高血圧症候群、重症妊娠悪阻など)
- 早産既往の妊娠、帝王切開や子宮手術後妊娠など
婦人科疾患
- 外陰、腟疾患(外陰炎、性感染症、外陰・腟腫瘍など)
- 子宮疾患(子宮頸部異形成、子宮筋腫、子宮腺筋症、子宮内膜増殖症、子宮脱など)
- 卵巣疾患(卵巣腫瘍、卵巣嚢腫、内膜症性卵巣嚢胞、多嚢胞性卵巣、附属器炎など)
- 卵管疾患(卵管炎、卵管腫瘍、卵管留膿腫など)
- 骨盤腹膜病変(ダグラス窩膿瘍、骨盤腹膜炎、異所性子宮内膜症など)
その他、内分泌異常症、不妊症(初期対応)、不正性器出血、月経随伴症、更年期障害など
特色
子宮がん検診の充実
初期病変を早期に発見して手術を行うなどの、子宮頸がんの検査・治療を行っています。
腹腔鏡手術の充実
良性疾患に対しては、可能な限り子宮鏡下手術や腹腔鏡下手術、腟式手術などのより低侵襲な術式とし、術後の痛みの軽減や入院期間の短縮化をはかっています。従来法の腹腔鏡下手術だけでは無く、腟式腹腔鏡下手術やロボット支援下(ダビンチ)手術もおこなっています。
性器脱の診断・治療
子宮脱・膀胱脱などの診断、治療を行っています。
救急患者さんの受け入れ
夜間・休日においても院内で当直しており速やかな対応が可能です。緊急手術にも対応しております。他科と連携もしており、合併症妊娠や合併症を有する婦人科疾患の手術についても対応することができます。
教育・研修・研究
大学との連携で専門医に
当科は産婦人科医の研修施設に認定されています。また東邦大学病院との連携で研修を重ねることで、専門医への道が開かれています。
当院助産師からのメッセージ
総合病院ならではの安心安全なお産
多くの診療科からなる総合病院であるため、元気な妊婦さんはもちろんのこと、合併症をお持ちの方の専門医によるフォローや緊急帝王切開などの対応が万全です。また、小児科医による新生児のフォロー体制も整っています。24時間365日産科医と助産師が対応していますので、私たちに安心してお任せください。
妊娠中から産後までの切れ目のない寄り添い型支援で「助産師」がサポートします
当院では、日本助産評価機構の認定資格である「アドバンス助産師」を中心に、一人ずつ丁寧に保健指導や個別相談をおこなっております。産前産後を安心して過ごせるよう、助産師外来や健診などで不安や悩みをいつでもご相談ください。
多職種によるチーム医療・「院内助産」を行っています
バースプランをもとに妊産婦の方とご家族のご意向を尊重し、助産師が中心となり安心安全かつ満足のいくお産や入院生活をサポートできるよう、産科医師や他職種、行政などと連携してフォローしています。
科長
青木 千津
あおき ちづ
取得資格
- 日本産科婦人科学会 産婦人科専門医
- 日本周産期・新生児医学会 周産期専門医(母体・胎児)
- 厚生労働省 医師の臨床研修に係る指導医講習会修了
診療顧問
中熊 正仁
なかくま まさひと
取得資格
- 日本産科婦人科学会 産婦人科専門医
- 日本産科婦人科学会/日本産婦人科医会
- 器質性月経困難症に対する適正なホルモン療法等に係る研修
- 日本内視鏡外科学会 技術認定(産科婦人科)
- 日本産科婦人科内視鏡学会 腹腔鏡技術認定医
副科長
江澤 正浩
えざわ まさひろ
取得資格
- 日本産科婦人科学会 産婦人科専門医・指導医
- 日本がん治療認定医機構 がん治療認定医
- ロボット手術認定医
- 日本産産婦人科医会/日本母体救命システム普及協議会 J-MELS 硬膜外鎮痛急変対応コース修了
- 厚生労働省 がん診療に携わる医師等に対する緩和ケア研修会修了
- 厚生労働省 医師の臨床研修に係る指導医講習会修了
医員
片倉 雅文
かたくら まさふみ
取得資格
- 日本産科婦人科学会 産婦人科専門医・産婦人科指導医
- 日本産科婦人科学会/日本産婦人科医会 「JOGa_器質性月経困難症に対する適正なホルモン療法等に係る研修」受講修了
- 日本産科婦人科内視鏡学会 腹腔鏡技術認定医
- 日本生殖医学会 生殖医療専門医
- 日本内視鏡外科学会 技術認定(産科婦人科)
- ロボット手術認定医
- 厚生労働省 がん診療に携わる医師等に対する緩和ケア研修会修了
- 厚生労働省 医師の臨床研修に係る指導医講習会修了
- 産婦人科・女性泌尿器科担当
波平 制士
なみひら ただし
神谷 美緒
かみや みお
取得資格
- 日本産科婦人科学会/日本専門医機構 産婦人科専門医
外来担当医表
診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
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午前診 | 【婦人科】江澤*波平*【産 科】神谷* | 【婦人科】後藤*中熊*片倉*【産 科】波平* | 【婦人科】江澤*片倉*青木*【産 科】助産師外来* | 【婦人科】後藤*中熊*江澤*【産 科】青木*神谷* | 【婦人科】中熊*波平*神谷*【産 科】青木* | 【婦人科】中熊*波平*【産 科】青木*神谷* |
午後診 | 【産 科】1ヶ月健診* | 【婦人科】後藤*片倉*【産 科】1ヶ月健診* | 【婦人科】江澤*青木*【産 科】助産師外来* | 【産 科】2週間健診* | 【産 科】助産師外来*1ヶ月健診*2週間健診* |
女性医師は赤字で表示しています
*がついている医師は予約が必要です。
婦人科・産科共通です。
産科について、産後の1ヶ月検診の受付は12:05~13:00とさせていただきます。
外来受付時間 | 平日 午前8:00~12:00、午後12:05~16:30(土曜日は、午前のみ) |
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診察開始時間 | 平日 午前9:00~、午後14:00~(土曜日は、午前のみ) |
休診日 | 日曜日、祝日、年末年始 |
休診・代診のお知らせ
診療変更日 | 時間帯 | 休診医師 | 代診医師 |
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2025/03/18(火) | 終日 | 後藤 | なし |
完全予約制にて行いますので、恐れ入りますが接種を希望される方は受付時間内に外来予約センターで予約をお取りください。電話番号、受付時間は下記をご覧ください。
HPVワクチン接種スケジュール変更のお知らせ
当院では従来、ガーダシル®(4価ワクチン)の接種を行っておりましたが、2023年10月から、採用薬をシルガード®9(9価ワクチン)に変更いたしました。シルガード®9は、より幅広いHPV型に対する疾患予防が期待できます。採用薬変更に伴い、接種スケジュールが以下の通り変更となります。従来のガーダシル®で既に接種を開始している方も、以降をシルガード®9に変更し、引き続き当院での接種が可能ですのでご安心ください。
接種スケジュール
新規で接種を開始する女性
- 1回目接種後から1か月以上後に2回目を接種します。
- 2回目から3か月以上後に3回目を接種します。
すでにガーダシル®で接種を開始している女性
- 1回接種したことがある方:2回
- 2回接種したことがある方:1回
上記を公費で接種を受けることが可能です。
産婦人科での接種対象者
- 平成9年度生まれ~平成18年度生まれ(誕生日が1997年4月2日~2007年4月1日)の方
- 過去にHPVワクチンの接種を合計3回受けていない方
- 高校1年生以上の方
※初回が小学6年生から中学3年生までの方は小児科外来での接種が可能です。詳しくは小児科の予防接種のご案内をご覧ください。
※シルガード®9は、15歳未満の方は接種回数が異なります。
接種が受けられる時期
接種の対象に該当する方は令和4(2022)4年~令和7(2025)年3月の3年間に限り、公費でHPVワクチンを接種することが可能です。
日程
月、木曜日 / 15〜16時(完全予約制)
接種場所
産婦人科外来
予約期限
接種日の一週間前(前週の同曜日)まで
定員
5名 / 日
ワクチンの種類
シルガード®9(9価ワクチン)
接種方法
筋肉内注射
キャッチアップ接種
さまざまな理由で必要な回数の接種がされていない場合におこなう、ワクチンの追加接種です。
【対象者】 |
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【接種期間】 | 2022年4月から2025年3月までの3年間。 |
上尾中央総合病院 産婦人科外来
参考情報
病気とHPVワクチンの詳しい情報(厚生労働省のウェブサイトが開きます)
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もっと詳しく情報を知りたい方へ
小学校6年~高校1年相当 女の子と保護者の方へ大切なお知らせ(リーフレット 詳細版)
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接種後のお子様と保護者の方へ
HPVワクチンを受けたお子様と保護者の方へ(リーフレット)
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予防接種健康被害救済制度のご案内(厚生労働省のウェブサイトが開きます)
予防接種健康被害救済制度
予約受付窓口
紹介状をお持ちの方
地域連携課・病診連携係
紹介状をお持ちでない方
外来予約センター
受付時間
平日 | 8:00~12:00、12:05~16:30 |
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土曜 | 8:00~12:00 |
- 紹介状を開封せずにお手元にご用意ください。
- 当日のご予約はお受けいたしかねます。
- 当院は地域医療支援病院です。原則として、かかりつけの医院からの紹介状が必要となります。