何人も平等に医療を受ける権利があります
患者さんの権利と責務
当院は、『高度な医療で愛し愛される病院』を理念に、全ての患者さんに対して、高度で安全な医療を平等に提供させていただくよう心掛けております。
いつでも患者さんが医療の主体である為に、このたび「患者権利章典」を制定し明文化いたしました。
今後さらに、患者さんと当院職員との間に、より深い信頼関係が構築できるよう職員一同、努力してまいります。
2021年6月25日改 院長 徳永 英吉
倫理委員会
患者権利章典
- 医療を平等に受ける権利
- 十分な説明を受ける権利(説明と同意および理解と選択の権利)
検査成績、診断、治療方法、今後の見通し等についてわかり易い言葉や方法で、知りたいことに対し十分な説明を受ける権利があります。
そのうえで、治療方法等を自分の意思で選択または拒否する権利と責務があります。 - プライバシーが守られる権利(個人情報の保護)
診療の過程で得られる個人情報の秘密が守られます。個人情報は当院の個人情報保護マネジメントシステムにのっとり適切に管理します
- カルテを知る権利(個人情報の開示)
自分の診療に関する情報に対して、知る権利があります。当院の定めるところの形式にしたがい、カルテ開示請求が行えます。
- セカンドオピニオンを受ける権利(情報収集の権利)
他の医師の意見を求めたい場合は、他の医療機関へ紹介を受ける権利があります。
- 良好で快適な環境で医療を受けられる権利
全ての患者さんは、良好で快適な療養環境のもとに医療を受ける権利があります。
- 健康教育を受ける権利
全ての患者さんは、健康を維持するために必要となる健康教育を受ける権利があります。
- マナーや規則を守る責務
病院内での規則やマナーを守り、他の患者さんの療養環境に支障をきたさないようにする責務があります。
以下のような場合、当院での診療を以後中止させていただくことがあります。- 他の患者さんや医療従事者への暴力・暴言・強迫または迷惑行為など
- 無断外泊・無断外出
- 危険物の持ちこみ
- 治療拒否
- 飲酒・敷地内における喫煙
- 悪意のある医療費の未払い
- 自身の情報提供の責務
医療提供者(医師、看護師など)が適切な医療をおこなうために、アレルギーの有無などの患者さん自身の情報を医療提供者に正確に伝える責務があります。
- 権利章典を守る責務
患者さんはこの権利章典の事項を守り、病院と患者さんで権利章典を発展させていく責務があります。
子どもの患者さんの権利とお願い
当院は『高度な医療で愛し愛される病院』を理念に子どもの患者さんに対して、高度で安全な医療を平等に提供させていただくよう心がけています。当院の「患者権利章典」を小児医療の特性に配慮し「子どもの患者の権利とお願い」として策定いたしました。
すべての子どもの患者さんが対象となりますので、保護者の方にもご一読いただき、ご理解の程宜しくお願いいたします。お気づきの点があれば、担当医や病院スタッフにご相談ください。