当院の「医療者の働き方改革」への取り組みについて
当院の使命は、理念「高度な医療で愛し愛される病院」に基づき、地域の基幹病院としての責務を果たすことです。
近年、医師の長時間労働による疲労蓄積や睡眠負債が、提供する医療の質や安全の低下につながることの頑健なエビデンスが明らかになっています。また、人口減少社会において一人一人の状況に応じた多様な働き方で労働力を最大限に生かすことが求められています。このような状況下で当院は、職員の健康を守り、業務の効率化・多職種へのシフトを実現することで、より良いチーム医療を実践し、質の高い安定した医療提供を目指さなければなりません。
「医療者の働き方改革」は、当院の使命を果たすために必要不可欠な改革です。 厚生労働省が推進する働き方改革において、「医師の労働時間短縮に向けた緊急的な取り組み」が通達されたことに伴い、当院ではまず、医師について、下記の取り組みを行います。皆さまのご理解・ご協力をお願い致します。
取り組み内容
- 病状などの説明業務は平日時間内に行います。(*緊急時等やむを得ない場合はこの限りではありません)
- 病状の安定した患者さんには、かかりつけ医での診療をお奨めしています。
- 時間外や休日は、主治医以外の医師が対応させていただくことがあります。
- 健康に配慮した当直体制を取っています。
- 多職種へのタスク・シフト/シェアを推進し、協働して診療・ケアを提供します。
上尾中央総合病院 「働き方改革」プロジェクトチーム