まだまだ暑さが続く日々です。小児は大人よりも熱中症になりやすいため水分補給を心がけて体調には気をつけていきたいですね。
今回はお薬手帳のお話をさせていただきます。当院の外来を受診される際にお薬手帳をお持ちでしょうかと声がかかることが増えたと思います。みなさんはなぜ薬が出されているか説明できますでしょうか。お薬手帳の目的としては薬の内容と投与期間の把握、また他院に受診された際の情報共有に必要なものとなります。来院された際に薬を飲んでいなくて今の症状なのか、薬を飲んでいても良くならない症状なのかは治療方針を決める上で必要な情報となります。当院ではお薬手帳を把握した上でなぜこの薬が必要なのか、いつ中止したら良いのかなど相談しながら治療方針を決めていけたらと思います。また子どもは薬が得意な子もいれば苦手な子もいます。薬の種類によっては形態なども変更できる ため困ったことがあれば外来で相談してください。