今年も梅雨の時期がやってきました。不安定な天気が続き、身体がその変化についていけず体調を崩しやすい時期です。体調管理に十分に注意しましょう。
また、5月下旬からRSウイルス感染症が流⾏しています。RSウイルス感染症はRSウイルスの感染による呼吸器の感染症です。潜伏期間は2~8日間で、主な症状は「発熱」「咳嗽」「鼻汁」です。多くは軽症で済みますが、咳の悪化や喘鳴を伴う場合は、細気管支炎・肺炎へと進展することがあり注意が必要です。特に、生後6ヶ月未満の乳児、ダウン症、早産児や心臓や肺、免疫不全の病気を抱えている場合は重症化のリスクが高まります。感染予防にはマスクの着用や⼿洗いが有効です。呼吸が苦しそうであったり、食事・水分摂取が困難な際は早めに小児科受診をしましょう。