小児科外来では、RSウイルス感染症が増加しています。RSウイルス感染症は冬に流行するものでしたが、ここ数年は7〜8月から流行が見られます。
鼻汁で始まり、咳、熱、ゼーゼーなどの症状が出現します。2歳未満の乳児では呼吸が苦しくなり入院が必要となる場合もあります。再感染では症状が軽くなるため大人がかかっても鼻風邪程度のことが多いです。飛沫感染しますので、周りの大人も手洗い・うがいを心がけましょう。
早く生まれた赤ちゃん、心臓や肺に病気のある赤ちゃんは重症化しやすいため、予防のための注射を受けられます。詳しくは「小児科予防接種外来のお知らせ:シナジス®について」をご覧ください。
2019年7月の上尾小児科便り
2019.07.01
小児科(上尾小児科便り)