
上尾中央総合病院小児科の種市哲吉です。
2025年に入ってから2か月が経過しました。2024年は溶連菌感染症の大流行にはじまり、RSウイルス感染症、伝染性紅斑(リンゴ病)など流行を経て、8年ぶりにマイコプラズマ感染症の大流行がありました。そして年末から年始にかけて季節性インフルエンザが大流行しました。この文章を記載している時点ではRSウイルス感染症や胃腸炎が多く見られます。
こどもたちを取り巻く環境は時々刻々と変化しています。どのような時に受診したらいいのだろうと不安になることもあると思います。
- 咳で苦しそう、咳で寝られない
- 息をするときにおなかがペコペコする
- 経口摂取がすすまない(特に水分がいつもの半分もとれない)
- どうも様子がいつもと違う(遊ぶ元気がない)
などありましたら無理せず小児科を受診してください。