救急科について
ごあいさつ
当院は埼玉県上尾市を中心とした県央二次医療圏(上尾市、桶川市、北本市、鴻巣市、伊奈町)の二次救急医療機関ですが、救急搬送件数8,700台/年、院外心肺停止症例約300例をはじめ、急性冠症候群約200例、脳卒中約150例など、重篤患者を年間1,300例以上入れています(下図データ参照)。
また、二次医療圏を越えて、さいたま市など広域に救急患者を受け入れており、特に搬送先決定に難渋する、いわゆる「6号基準」の症例も積極的に受け入れております。
2024年に開始予定の「医師の働き方改革」の対応について
医師の時間外労働規制におけるA水準「年960時間/月100時間」を目指し、院内各診療科の協力体制をすでに強化済であり、加えて
- 現状の救急医の日勤・夜勤のシフト制を継続
- 救急医、集中治療医の増員
- 育児中の女性・男性医師や、大学院に籍を置く先生など、時短勤務を積極的に導入
これらにより、無理なく働きやすい環境を整備していきます。
特色
当院は埼玉県上尾市を中心とした県央二次医療圏(上尾市、桶川市、北本市、鴻巣市、伊奈町)の二次救急医療機関であり、救急搬送件数8,000台/年、院外心肺停止症例約300例をはじめ、救急科医師と各専門診療科医師とともに救急診療体制を構築し、急性冠症候群約200例、脳卒中約150例など、重篤患者を年間1,300例以上入れています。特に各診療科とは良好な協力関係を構築し、救急車の受入はもちろん、近隣医療機関からのご紹介、そして歩いて救急受診される方など、軽症から重症まで幅広く救急疾患を受け入れております。また専門治療を行ったあとは、晴れて退院する患者さんをはじめ、地域医療支援病院としてその後のリハビリテーションや介護が必要な患者さんは地域包括支援センターと協力し、住み慣れた環境での診療・介護の継続にも力を入れており、地域の頼れる救急部門、病院を目指しております。
診療実績
年度 | 救急車搬入数 | 独歩患者数 ※1 | CPA ※2 |
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2018年度 | 8,776件 | 12,164人 | 297件 |
2019年度 | 8,489件 | 11,471人 | 290件 |
2020年度 | 6,932件 | 7,376人 | 290件 |
2021年度 | 7,378件 | 7,441人 | 324件 |
2022年度 | 7,651件 | 7,071人 | 352件 |
※1.直接受診 ※2.病院外心停止
来院時の年間重篤患者数
2022年1月~2022年12月 | 1,225名 |
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救急搬送件数・受入率
救急受診者入院率
ERの様子
科長(災害医療センターセンター長兼務)
和田 崇文
わだ たかふみ
取得資格
- 日本救急医学会 救急科専門医
- 日本集中治療医学会 集中治療専門医
- 日本脳神経外科学会/日本専門医機構 脳神経外科専門医
- 日本脳卒中学会 脳卒中専門医
- 厚生労働省 麻酔科標榜医
- 厚生労働省 医師の臨床研修に係る指導医講習会修了
- 厚生労働省 日本DMAT隊員・統括DMAT登録者
副科長
森髙 順之
もりたか まさゆき
取得資格
- 日本救急医学会 救急科専門医
- 日本臨床救急医学会 PEMECマスターインストラクター
- 日本内科学会 認定内科医
- 厚生労働省 麻酔科標榜医
- 厚生労働省 がん診療に携わる医師等に対する緩和ケア研修会修了
- 厚生労働省 医師の臨床研修に係る指導医講習会修了
- 厚生労働省 日本DMAT隊員・統括DMAT登録者
- 埼玉県 埼玉県地域災害医療コーディネーター
医長
藤井 遼
ふじい りょう
取得資格
- 日本救急医学会 救急科専門医
- 日本救急医学会 認定ICLS・BLSコースディレクター
- 日本集中治療医学会 集中治療専門医
- 日本呼吸療法医学会 呼吸療法専門医
- 厚生労働省 がん診療に携わる医師等に対する緩和ケア研修会修了
- 厚生労働省 日本DMAT隊員
- 厚生労働省 医師の臨床研修に係る指導医講習会修了
医員
草野 孝一郎
くさの こういちろう
取得資格
- 日本内科学会 認定内科医
- 厚生労働省 がん診療に携わる医師等に対する緩和ケア研修会修了
予約受付窓口
紹介状をお持ちの方
地域連携課・病診連携係
紹介状をお持ちでない方
外来予約センター
受付時間
平日 | 8:30~17:30 |
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土曜 | 8:30~13:00 |
- 紹介状を開封せずにお手元にご用意ください。
- 当日のご予約はお受けいたしかねます。
- 当院は地域医療支援病院です。原則として、かかりつけの医院からの紹介状が必要となります。