膠原病内科について
ごあいさつ
特色
基本的に、膠原病は自己免疫疾患です。免疫系が正常に機能しなくなり、体が自分の組織を攻撃してしまう病気ですが、原因は不明です。
共通する症状の一つとして、全身の関節痛が高頻度で見られます。また、発熱や体重減少、倦怠感(だるさ)、易疲労感(疲れやすい)などの炎症症状が多臓器にわたって発生し、慢性的に再燃と寛解を繰り返します。
私たちの診療科では、まず患者さんとのしっかりとした面談から始め、個々の症状などに合わせた治療計画をたてます。
膠原病患者さんの血液中には、自分自身の体と反応するリンパ球(自己反応性リンパ球)や抗体(自己抗体)が見つかることが多いです。当科では病気を引き起こすリンパ球の働きや、自己抗体の生成を抑制するために副腎皮質ホルモン(ステロイド薬)や免疫抑制薬を使用して治療をおこないます。患者さん一人ひとりの生活の質の向上を目指しております。
診療内容
膠原病は原因不明の疾患といわれ、共通する症状の一つとして、
全身の関節の痛みが高頻度に見られます。
また炎症性疾患(発熱、体重減少、倦怠感、易疲労感)が
多臓器にわたり、慢性的に再燃と寛解を繰り返します。
まずは患者さんと面談を行いながら、治療を行っていきます。
基本的に膠原病は「自己免疫疾患」です。
膠原病患者の血液中には、自分自身の体の構成成分と反応してしまうリンパ球
(自己反応性リンパ球)や抗体(自己抗体)が見つかり、
このことが膠原病という病気を引き起こす原因になっていると考えられます。
したがって、治療には病気を引き起こすリンパ球の働きを抑えたり、
自己抗体が作られるのを抑えるために、
副腎皮質ホルモン(ステロイド薬)や免疫抑制薬を用いて治療を行います。
対象疾患
全身性エリテマトーデス、リウマチ熱、強皮症、皮膚筋炎および多発性筋炎、
結節性多発性動脈周囲炎、関節リウマチなど
※シェーグレン症候群、混合性結合組織病(MCTD)、
ウェゲナー肉芽腫症、高安動脈炎、側頭動脈炎、好酸球性筋膜炎、成人スティル病、
強直性脊椎炎、乾癬性関節炎、ベーチェット病、サルコイドーシス
なども膠原病関連疾患に含まれます。
外来担当医表
診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
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午前診 | 平田* | |||||
午後診 | 柴田* |
女性医師は赤字で表示しています
*がついている医師は予約が必要です。
外来受付時間 | 平日 午前8:00~12:00、午後12:05~16:30(土曜日は午前のみ) |
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診察開始時間 | 平日 午前9:00~、午後14:00~(土曜日は午前のみ) |
休診日 | 日曜日、祝日、年末年始 |
休診・代診のお知らせ
休診・代診のお知らせはありません予約受付窓口
紹介状をお持ちの方
地域連携課・病診連携係
紹介状をお持ちでない方
外来予約センター
受付時間
平日 | 8:30~17:30 |
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土曜 | 8:30~13:00 |
- 紹介状を開封せずにお手元にご用意ください。
- 当日のご予約はお受けいたしかねます。
- 当院は地域医療支援病院です。原則として、かかりつけの医院からの紹介状が必要となります。