リハビリテーション技術科が日本理学療法士協会主催(後援:厚生労働省)の「職場における腰痛予防宣言!」において金メダルを獲得しました。埼玉県内全ての医療施設の中で協会から認定され、金メダルを獲得したのは3施設のみです!
腰痛は現代社会において6割を占める労働災害となっています。腰痛の原因は、重労働によるものや、同じ姿勢を長時間とることで悪化するものなど様々です。我が国における腰痛対策は国を挙げての課題となっています。
さらに、日本人は1日あたり400分以上座っていると言われており、世界的にみても長時間であることが問題視されています。そこで、リハビリテーション技術科では当院のデスクワーク職員を対象に、腰痛予防・腰痛対策に関する講義と3ヶ月間のフォローアップ活動を腰痛の程度で事前に分けた各グループへ行いました。職員の行動を習慣化することに苦労はしましたが、少しずつ浸透し、結果的には「朝に教えてもらった体操を行って作業効率が上がった」や「腰痛持ちだが、教えてもらったストレッチを行うことで長時間座っていても気にならなくなった」など前向きな声を聞くことができました。
リハビリテーション技術科は地域住民の皆さまや職員の健康増進に対して、専門的な観点から支援をしています。
運動器検診
地域住民の皆さま向けの健康増進活動として、リハビリテーション技術科では運動器検診を実施しています。「肩こりや腰痛に長年悩まされているので、専門的なアドバイスが欲しい」や「ランニングをする前の準備体操を知りたい」など、生活や趣味の場面に寄り添えるように理学療法士が柔軟性やバランス能力をチェックし、個人に応じた自主トレーニングをお伝えしています。
運動器検診には「肩の痛み・肩こり検診」「腰の痛み・姿勢検診」「スポーツ検診」の3種類があり、いずれも人間ドックのオプションです。
お悩みがある方、ご興味を持たれた方はどうぞご利用ください。