当院のリハビリテーション技術科は、埼玉県内の部活動に帯同し、グラウンドで選手たちの怪我や体の相談・リハビリを行っています。2019年から行っている本活動の帯同件数が300件を超えましたので取り組みをご紹介します。
一次予防(怪我をさせない)
理想は選手の怪我を予防することです。
筋力や可動域・バランス等の弱点を個々に見つけ、予防トレーニングを指導します。
また、選手の練習時間や内容を把握し、プレー上の注意点などを伝えています。
二次予防(怪我を早く・軽いうちに見つける)
怪我をした場合は、安静が必要か、処置すればプレーできるのかを現場で評価します。
医師の診断が必要な場合はかかりつけ医もしくは当院のスポーツドクターの受診を促します。
対応スタッフは緊急時に適切な対応ができるように勉強会を受けています。
三次予防(怪我をより早く・良い状態に戻す)
医師の診断後、場合によっては個別リハビリが開始されます。
負荷量の調整や復帰に向けた計画は、主治医と密にコミュニケーションを取ります。
この時期は、選手のモチベーションを下げないことも我々の大切な役割です。
リハビリテーション技術科は皆さまのスポーツ現場に対して、専門的な観点から支援をしています。