診療放射線技師
当院では、先端の医療機器や技術を導入し、専門性の高い検査を行っています。ファーストモダリティとして一般撮影を経験してから、セカンドモダリティでCT、MRIに配属されます。その後、血管造影、透視、核医学、放射線治療に分かれて配属されるため専門性を高めることができ、それぞれのスペシャリストを目指せる環境があります。
教育システム
当科独自のクラスター制度を用いた新人教育によって、全ての新入職員が自立した社会人、医療人となれるように科員が全力でサポートしています。また、モダリティごとのクリニカルラダーを始め、マネジメントラダーや目標管理制度を整備しており、人材の適正な評価を目指しています。
教育制度
キャリアパス
新入職員から、キャリアパスを通して生涯教育を行えます。
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新人教育
入職してから約半年間、一般撮影部門の教育を行います。先輩からの講義を聞き、撮影方法や画像における重要事項を学びます。その後シミュレーションを行い、各種撮影における一連の流れを習得し、接遇や医療安全を学びます。社会人として、医療人として必要な知識、心構え、態度を学びます。 -
初級教育
初級教育では、一般撮影を習得後、当直業務に向けてCTまたはMRIへの配属を行います。配属先では、それぞれのラダーに沿って教育を行い、より臨床の知識・技量に磨きをかけ、臨機応変な対応を学んでいきます。 -
中級教育
中級教育では、透視、血管造影、核医学、放射線治療の何れかへの配属を行います。それぞれのモダリティで、さらに専門的な教育をラダーに沿って行っていきます。マルチモダリティを扱うことで、利点、紐づけなどを理解することにより、多面方向から考え、導き出せる力を身につけます。 -
上級教育
上級教育では、それぞれのモダリティでの知識、技術を習得し、スペシャリストを目指し教育を行っていきます。また、後輩の教育、指導を行うための育成教育を行っていきます。担当モダリティでは、役割を担うことで「責任感」を、後輩の教育、指導を担うことで、「使命感」を養っていきます。 -
リーダー教育
リーダー教育では、役割やモダリティの責任者を経験することで、部下をまとめる「統率力」、目標達成に向けた課題の遂行を行う「実行力」を養います。自ら模範となるように自己研鑽に努め、部下を先導していきます。 -
マネジメント教育
マネジメント教育では、組織運営や、品質・人材の管理能力を養います。視野を広く持ち、常に最新情報を得ながら、総合的な判断ができる力を身につけていきます。また、部下の適切な人材評価能力、的確にフィードバックするコミュニケーション力、モチベーションを維持する気配りなど、組織と個人のマネジメントを学んでいきます。
キャリアラダー
キャリアラダーとは、診療放射線技師として、医療職員としての質を高めるために自己研鑽し、自分の能力を把握しながら段階的に成長を促すための人材育成システムです。診療放射線技師という専門職としての臨床実践能力、臨床管理能力を「クリニカルラダー」を用いて伸ばし、スペシャリストを育てます。また、管理能力に長けている職員は、「マネジメントラダー」を用いて総合管理能力を養い、マネージャーを育てます。
新人教育
クラスター制度
プリセプティ(新人技師)にプリセプター(先輩技師)が指導を行う制度を導入しています。プリセプター制度ではマンツーマンが一般的ですが、クラスター(集団)でプリセプティやプリセプターをサポートする体制をとっています。
一般撮影教育
入職してから6月までの3か月間で一般撮影の教育となります。先輩が指導者となり、OSCEを用いた確認試験を毎日一部位行い、合格後は実際に患者さんの撮影を行えるようになります。
職場見学
当科では、就職を考えている方々に少しでも有益な情報が得られるように、図のような採用前見学を実施しています。ご希望される方は、採用情報をご参照ください。
予定は変更になる場合があります。
選考フロー(新卒)
中途採用につきましては、募集要項をご確認ください。
適性検査をオンラインで受けることが難しい方は、事前に人事課までご連絡ください。
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担当者:事務部 人事課・採用担当
jinji@ach.or.jp(電話受付時間 平日 8:30~17:30 / 土曜 8:30~13:00)