地域連携課 病診連携係
人口減少、超高齢化が進行する医療業界では、「患者の生活を支える医療」への取り組みが大切になると考えています。
地域連携課は、地域住民や地域の医療機関・介護事業所と密接に交流することで、様々な情報発信や情報収集を行い、そして患者さんや利用者さまの声に耳を傾けその期待に答えられるよう日々活動している部署です。
当課は病診連携係、医療福祉相談係、介護保険相談係(居宅支援事業所)の3つの係から構成されお互いに情報共有できる組織です。
地域の皆さまが住み慣れた地域で当院の提供する医療を適切かつ継続して受けて頂けるように医療・介護・福祉の総合窓口となり、「患者の生活を支える医療」に貢献している部署でもあります。
業務内容
受付業務
当院は地域医療支援病院であり、地域全体で効率的な医療提供体制を構築するために、かかりつけ医、かかりつけ歯科医等を「紹介患者に対する医療の提供」「医療機器の共同利用」などを通じて支援することが求められています。
地域の医療機関から紹介された患者さんの予約取得、来院時の受付は病診連携係の業務の一つです。
予約は、患者さん本人が連絡をするものから、かかりつけ医に緊急性が高く当日の受診が必要と判断されたものまで様々です。それらすべての依頼に対して、必要項目を聞き取り、場合によっては診療科の医師と調整する緩急に応じた冷静さが求められます。
当院の「モービルCCU」は、急性心筋梗塞などが強く疑われる患者さんを医師が同乗して搬送する心臓病専用救急車です。モービルCCUの出動要請を受ける、診療情報をかかりつけ医から取り寄せるなども受付業務の一つです。
渉外業務
地域に向けた情報発信や情報収集で地域からの期待を把握し期待に答えられるような顔の見える関係作りは、日々の治療とその後の生活をスムーズに進める大事な活動です。
医療機関や介護事業所などへの訪問活動をおこない、当院の診療体制を知っていただくと同時に、先方のニーズを汲み取る地域連携のための取り組みです。また、地域の専門職を対象とした地域連携の会などの交流の場を企画しています。
外来受診、入院、在宅療養などでの不安が解消でき、住み慣れた地域で安心して生活していただけるよう、MSWやケアマネジャーなどの多職種と連携・協働して相談機能の充実を図っています。市民公開講座や勉強会の企画やサポートもしています。
教育体制
地域連携課の教育体制は、各係の専門性が高い事から係ごとの教育マニュアルに沿ったプログラムとなっており、新卒、中途、部署異動などによる個別性にも配慮されています。
ただし、患者さんや医療機関などからの問合せや対応も非常に個別性が高いことからマニュアルだけでは不安があると思います。日々の業務に指導員を付けることで、教育の場としてまた安心して業務に当たれるようバックアップします。
また、AMGは医療・介護・福祉、それらを支援する様々な複合事業をしています。グループ病院・施設などへ「次世代リーダー研修」として短期間の出張研修にも積極的に参加できるようにしています。様々な文化の違いを体験し第三者的に自身や自部署を見直す機会による自己研鑽を応援します。
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担当者:事務部 人事課・採用担当
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