中途採用

新卒のときは附属の急性期病院に就職しました。脳神経外科から始まって、ICUと救急病棟を経験しました。リーダー業務も任されていましたが、第二子が双子だったこともあり、産休とほぼ同時に退職しました。子どもが全員幼稚園に上がったタイミングで、小児科のクリニックでパートタイマーとして働き始めました。

そうしているうちに、「もう一度総合病院で働きたい」という気持ちが沸き上がっていました。そんななか、たまたま見かけた当院のホームページで中途職員を募集していて。勇気を出して応募しました！
自分はブランクもあるし、いまから総合病院は難しいかも…と思っていましたが、病院見学や面談とどんどん話が進んで行って。見学にきたとき、看護部の副部長から「今からでも頑張れるような教育システムがありますよ」と言ってもらって、「また頑張ってみちゃおうかな」と転職を決めました。
病院から13年間も離れていたので、知らないことや変わっていることも多く、最初は結構大変でした。けれども、自分のような年上が「全然わからない」と言っても、嫌がらずに教えてくれるスタッフや、問題解決を一緒に考えてくれる所属長に支えられてやってこられました。

上尾中央総合病院は地域に密着している病院です。
地域の皆さんに「あげちゅうがあるから大丈夫だよ。ここに住んでいて安心だよ」と思ってもらいたい。救急だからこそ、患者さんやご家族に嫌な気持ちになってほしくない、頼って良かった、助かったと思ってもらいたい、という気持ちで勤務にあたっています。

入職から半年。いまはまだ、ミスなく業務を遂行することで精一杯です。けれども、せっかく救急に配属してもらったので、先々は救急看護や集中ケアの認定看護師をめざしたいと考えています。
再就職は勇気がいると思います。当院は教育システムが整っていて、ブランクがあっても、未経験の分野でも、安心して働ける環境があります。
ぜひ一歩を踏み出してみて欲しいです。

2022年10月
救急初療看護科・ER係（救急室）O.Mさん

12年目の看護師です。
新卒で入職した病院の手術室でずっと働いてきて、今年の春から上尾中央総合病院に転職しました。
以前の勤務先は当院ほど診療科が多くなく、スキルアップのために診療科・術式の経験数を増やしたいと考えていました。なかでも、手術支援ロボット（ダビンチ）や血管造影しながらの手術（ハイブリッド手術室）などの設備があるところでさらに学びたいという思いがあり、思い切って決断しました。
家族も、ステップアップのためなら、と自分の前向きな気持ちを後押ししてくれました。

今は、まんべんなく手術に入らせてもらっています。
転職してまだ半年なので未経験のものもありますし、まだ一人で介入できるレベルではありません。以前の勤務先で関わってきた手術から少し進んで、ハイブリッド手術室の脳神経外科のコイル塞栓術や帝王切開など、あらたな症例を経験している感じです。

上尾中央総合病院は、以前の勤務先では臨床工学技士が行っていたようなモニター操作などを、看護師が行うことが多く、入職当初は「機械に強い看護師が多い！」と驚きました。また、手術件数が多いためか、次の症例までの切り替えが早いと感じます。前の症例の片付けから器機の搬入・確認、患者入室までがスムーズで、こちらもびっくりしました。
不慣れな手術に入った時には、忘れないうちに使用していた機器や糸などを書き出したり、帰宅後に勉強したりと、振り返りを意識しています。
毎日先輩に聞きながら、機械も動かせるようになってきました。
教えてもらえることにとても助かっています。

当面の目標は、一通りの診療科・手術を経験して、フォローについていただかなくても当院の一員として手術介助ができるようになることです。その上で、特定行為研修などのスキルアップを目指すつもりです。手術室には、特定行為研修の受講生がカリキュラムの一環で来ることがあります。参考になりますし、刺激も受けています。

ずっと働いている環境からでて、新しい職場に来ることに戸惑いなどあると思いますが、得られるもの、学べることが多い手術室です。自分のスキルアップにつながるので、悩んでいる方は一緒に学べると良いな、と思っています。

2022年11月
手術看護科（手術室）K.Sさん