平成30年度 上尾中央総合病院 病院情報の公表
- 年齢階級別退院患者数
- 診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
- 初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
- 成人市中肺炎の重症度別患者数等
- 脳梗塞の患者数等
- 診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
- その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)
(全体の集計方法と定義)
年齢階級別退院患者数
年齢区分 | 0~ | 10~ | 20~ | 30~ | 40~ | 50~ | 60~ | 70~ | 80~ | 90~ |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
患者数 | 814 | 313 | 405 | 551 | 1119 | 1461 | 2690 | 4714 | 2950 | 610 |
2018年度の全退院患者数は15,627人。幅広い年齢層の患者様が入院されておりますが、最も多い年齢層は70~79歳で4,714人でした。年齢区分で60歳以上が入院患者の70.2%を占めていますが、高齢になるほど入院の可能性が高くなるためです。
診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
ファイルをダウンロード消化器内科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均在院日数(自院) | 平均在院日数(全国) | 転院率 | 平均年齢 |
---|---|---|---|---|---|---|
060100xx01xx0x | 小腸大腸の良性疾患(良性腫瘍を含む。) 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 定義副傷病 なし | 896 | 2.47 | 2.67 | 0 | 66.85 |
060340xx03x00x | 胆管(肝内外)結石、胆管炎 限局性腹腔膿瘍手術等 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし | 213 | 11.92 | 10.08 | 1.88 | 73.11 |
060102xx99xxxx | 穿孔または膿瘍を伴わない憩室性疾患 手術なし | 93 | 8.46 | 7.75 | 0 | 66.03 |
060140xx97x00x | 胃十二指腸潰瘍、胃憩室症、幽門狭窄(穿孔を伴わないもの) その他の手術あり 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし | 65 | 9.18 | 10.58 | 1.54 | 69.17 |
060190xx99x0xx | 虚血性腸炎 手術なし 手術・処置等2 なし | 62 | 9.1 | 8.93 | 0 | 70.45 |
消化器内科の対象疾患は、食べ物の通り道である食道から胃・小腸・大腸・肛門と、その消化を助ける肝臓、胆管、胆嚢、膵臓などの腹部臓器です。
医療技術の発達とともに、胃がんや大腸がんを早期に発見し、おなかを切らずに内視鏡で治療できる症例が増加しています。消化管腫瘍においては汎用内視鏡検査に加えて、拡大内視鏡を用いた観察や超音波内視鏡による深達度診断などを行い適切な治療を患者様に提供できるように努めています。内視鏡治療が可能な症例に対しては内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)や粘膜切除術(EMR)という手法を用いて積極的に治療を行っています。肝臓、胆道、膵臓領域においては、内視鏡先端に超音波深触子(いわゆるエコー)を搭載した超音波内視鏡を用い腹部の深い領域にある膵臓や胆道病変の診断や、組織採取などを行い、以後の治療に役立てています。また、当院は内視鏡的逆行性膵胆管造影検査(ERCP)を積極的に実施し肝胆膵領域の診断治療に役立てており、その件数は埼玉県内で有数と自負しています。そのなかでも胆道鏡を用いた検査を積極的に併用し腫瘍の診断や結石の除去を行っていることが特筆すべき点です。
医療技術の発達とともに、胃がんや大腸がんを早期に発見し、おなかを切らずに内視鏡で治療できる症例が増加しています。消化管腫瘍においては汎用内視鏡検査に加えて、拡大内視鏡を用いた観察や超音波内視鏡による深達度診断などを行い適切な治療を患者様に提供できるように努めています。内視鏡治療が可能な症例に対しては内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)や粘膜切除術(EMR)という手法を用いて積極的に治療を行っています。肝臓、胆道、膵臓領域においては、内視鏡先端に超音波深触子(いわゆるエコー)を搭載した超音波内視鏡を用い腹部の深い領域にある膵臓や胆道病変の診断や、組織採取などを行い、以後の治療に役立てています。また、当院は内視鏡的逆行性膵胆管造影検査(ERCP)を積極的に実施し肝胆膵領域の診断治療に役立てており、その件数は埼玉県内で有数と自負しています。そのなかでも胆道鏡を用いた検査を積極的に併用し腫瘍の診断や結石の除去を行っていることが特筆すべき点です。
循環器内科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均在院日数(自院) | 平均在院日数(全国) | 転院率 | 平均年齢 |
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050050xx02000x | 狭心症、慢性虚血性心疾患 経皮的冠動脈形成術等 手術・処置等1 なし、1,2あり 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし | 256 | 3.27 | 4.47 | 0 | 67.95 |
050130xx99000x | 心不全 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし | 173 | 15.87 | 17.66 | 5.2 | 79.92 |
050070xx01x0xx | 頻脈性不整脈 経皮的カテーテル心筋焼灼術 手術・処置等2 なし | 169 | 4.03 | 5.15 | 0 | 64.57 |
050050xx99100x | 狭心症、慢性虚血性心疾患 手術なし 手術・処置等1 1あり 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし | 146 | 2.38 | 3.01 | 0 | 70.18 |
050030xx97000x | 急性心筋梗塞(続発性合併症を含む。)、再発性心筋梗塞 その他の手術あり 手術・処置等1 なし、1あり 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし | 106 | 10.84 | 12.52 | 0.94 | 70.41 |
わが国の死因の第2位を占める循環器疾患は、狭心症や心筋梗塞をはじめとして弁膜症、不整脈、心不全、大動脈疾患、末梢動脈疾患など多岐にわたります。当科ではこれらの循環器疾患の専門医が在籍しており、救急対応を含めて24時間体制で診療に当たっています。心臓カテーテル検査は、入院から外来へ段階的に移行していますので、カテーテル検査目的のDPC入院件数は減少に転じました。多職種からなる心不全サポートチーム(HST)が、心不全患者に対して、急性期から終末期までのシームレスな医療を提供しています。
泌尿器科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均在院日数(自院) | 平均在院日数(全国) | 転院率 | 平均年齢 |
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11012xxx020x0x | 上部尿路疾患 経尿道的尿路結石除去術 手術・処置等1 なし 定義副傷病 なし | 271 | 6.69 | 5.62 | 0.37 | 60.65 |
110080xx991x0x | 前立腺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1 あり 定義副傷病 なし | 227 | 3.03 | 2.53 | 0 | 68.69 |
110080xx01xxxx | 前立腺の悪性腫瘍 前立腺悪性腫瘍手術等 | 176 | 10.43 | 12.63 | 0 | 68.57 |
110070xx0200xx | 膀胱腫瘍 膀胱悪性腫瘍手術 経尿道的手術 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし | 146 | 7.34 | 7.2 | 0 | 73.33 |
110200xx02xxxx | 前立腺肥大症等 経尿道的前立腺手術等 | 115 | 8.07 | 8.65 | 1.74 | 73.21 |
悪性腫瘍(前立腺癌、膀胱癌、腎癌など)・尿路結石・前立腺肥大症・尿路感染症を中心に数多くの治療を行っています。併存疾患(脳血管疾患・心臓疾患など)を有する方に対しても他科と協力し治療を行っております。また、基幹病院として緊急入院も積極的に受け入れています。その実績から他院からも多くの患者様をご紹介して頂いております。
外科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均在院日数(自院) | 平均在院日数(全国) | 転院率 | 平均年齢 |
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060160x001xxxx | 鼠径ヘルニア(15歳以上) ヘルニア手術 鼠径ヘルニア等 | 224 | 3.5 | 4.96 | 0.45 | 68.39 |
060330xx02xxxx | 胆嚢疾患(胆嚢結石など) 腹腔鏡下胆嚢摘出術等 | 83 | 6.17 | 6.52 | 0 | 59.76 |
060150xx03xxxx | 虫垂炎 虫垂切除術 虫垂周囲膿瘍を伴わないもの等 | 72 | 5.18 | 5.49 | 0 | 39.4 |
060035xx01000x | 結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍 結腸切除術 全切除、亜全切除又は悪性腫瘍手術等 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし | 57 | 13.84 | 15.3 | 0 | 72.12 |
060335xx02000x | 胆嚢水腫、胆嚢炎等 腹腔鏡下胆嚢摘出術等 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし | 48 | 6.85 | 7.3 | 0 | 63.85 |
当科では消化器がん(食道がん、胃がん、肝臓がん、膵臓がん、胆道がん、大腸がん)、肺がんといった悪性腫瘍を中心に、上部消化管疾患、肝胆膵疾患、下部消化管疾患、呼吸器外科疾患を幅広く診療しています。また虫垂炎、胆嚢炎など救急疾患も積極的に診療を行っています。当院では低侵襲手術(内視鏡外科手術・ロボット手術)に特に力を入れており、入院期間の短縮、傷の小さい手術で患者さんのからだにやさしい治療を実現しています。
整形外科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均在院日数(自院) | 平均在院日数(全国) | 転院率 | 平均年齢 |
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160800xx01xxxx | 股関節・大腿近位の骨折 人工骨頭挿入術 肩、股等 | 165 | 45.09 | 26.3 | 10.91 | 81.25 |
160690xx99xx0x | 胸椎、腰椎以下骨折損傷(胸・腰髄損傷を含む。) 手術なし 定義副傷病 なし | 56 | 35.82 | 19.61 | 14.29 | 78.23 |
160760xx97xxxx | 前腕の骨折 手術あり | 44 | 9.59 | 5.68 | 0 | 50.68 |
07040xxx01xxxx | 股関節骨頭壊死、股関節症(変形性を含む。) 人工関節再置換術等 | 44 | 25.41 | 22.27 | 0 | 65.5 |
160850xx01xx0x | 足関節・足部の骨折・脱臼 骨折観血的手術 鎖骨、膝蓋骨、手(舟状骨を除く。)、足、指(手、足)その他等 定義副傷病 なし | 40 | 22.73 | 16.24 | 0 | 43.55 |
我が国では急激に高齢化が進んでおり、今後整形外科医が担う役割はますます重要になると考えております。疾病・外傷による痛みや変形をそのままにして生活することは、筋力低下や関節障害をより悪化させ、結果大きく生活の質をさげることになります。そのことから患者さんの症状を迅速かつ適切に診断し、必要な治療を行うことがとても重要なことだと考えております。当科では外傷はもちろんのこと、人工関節(肩・股・膝)・脊椎のみではなく、スポーツ・肩・手の外科・末梢神経・足の外科の各専門医をそろえ、多くの整形外科疾患に対応します。術後リハビリテーションについても重要と考えており、必要に応じて回復期リハビリテーション病棟でのリハビリテーション強化・継続を行っています。そのため平均在院日数は全国値より長い傾向があります。(※急性期治療を終え回復期リハビリテーション病棟へ転棟した日数も含まれているため)
総合診療科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均在院日数(自院) | 平均在院日数(全国) | 転院率 | 平均年齢 |
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040081xx99x00x | 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし | 170 | 22.28 | 20.92 | 21.18 | 83.79 |
110310xx99xx0x | 腎臓または尿路の感染症 手術なし 定義副傷病 なし | 87 | 20.67 | 12.58 | 8.05 | 77.75 |
0400801499x002 | 肺炎等(市中肺炎かつ75歳以上) 手術なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし A-DROP スコア2 | 35 | 15.06 | 15.17 | 5.71 | 83.11 |
100393xx99xxxx | その他の体液・電解質・酸塩基平衡障害 手術なし | 29 | 13.66 | 10.03 | 3.45 | 74.45 |
080010xxxx0xxx | 膿皮症 手術・処置等1 なし | 24 | 19.58 | 12.51 | 12.5 | 77.96 |
当科では、年間約1,000人の患者さんの入院管理を行っております。
病名としては、誤嚥性肺炎、一般の肺炎、慢性閉塞性肺疾患(COPD)、尿路感染症が最も多く、それだけでおよそ4割を占めます。ただ、単一の疾患で入院される患者さんは少なく、ナトリウムやカリウムなどの電解質異常や、腎機能障害、慢性心不全などを合併している複合的な問題を抱えていらっしゃる患者さんがほとんどです。多数抱えている問題をそれぞれリストアップし、その全てに対応するよう心掛けて診療しております。
約1割の患者さんは、人工呼吸器などを装着した集中治療管理を必要としており、心肺停止から復帰した患者さんも、多くは当科で診療しております。
全人的に診療することを常日頃より心掛けており、退院後の生活まで見据えた診療を行っております。
病名としては、誤嚥性肺炎、一般の肺炎、慢性閉塞性肺疾患(COPD)、尿路感染症が最も多く、それだけでおよそ4割を占めます。ただ、単一の疾患で入院される患者さんは少なく、ナトリウムやカリウムなどの電解質異常や、腎機能障害、慢性心不全などを合併している複合的な問題を抱えていらっしゃる患者さんがほとんどです。多数抱えている問題をそれぞれリストアップし、その全てに対応するよう心掛けて診療しております。
約1割の患者さんは、人工呼吸器などを装着した集中治療管理を必要としており、心肺停止から復帰した患者さんも、多くは当科で診療しております。
全人的に診療することを常日頃より心掛けており、退院後の生活まで見据えた診療を行っております。
耳鼻いんこう科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均在院日数(自院) | 平均在院日数(全国) | 転院率 | 平均年齢 |
---|---|---|---|---|---|---|
030240xx99xxxx | 扁桃周囲膿瘍、急性扁桃炎、急性咽頭喉頭炎 手術なし | 94 | 5.84 | 5.43 | 0 | 37.46 |
03001xxx01000x | 頭頸部悪性腫瘍 頸部悪性腫瘍手術等 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし | 80 | 12.63 | 13.57 | 0 | 69.29 |
030428xxxxxxxx | 突発性難聴 | 59 | 9.8 | 9.02 | 0 | 57.53 |
030350xxxxxxxx | 慢性副鼻腔炎 | 56 | 7.09 | 7.04 | 0 | 51.16 |
030390xx99xxxx | 顔面神経障害 手術なし | 47 | 9.51 | 9.26 | 0 | 49.47 |
喉の急性炎症で食事がとれない、呼吸が苦しいと緊急受診される方や頭頸部悪性腫瘍で受診される方が多いのが特徴です。耳鼻咽喉科・頭頸部外科疾患すべて、合併症のある方にも対応させていただいております。2018年頭頸部悪性腫瘍新患総数は273例、2018年頭頸部癌学会がん登録症例数は124例でした。
脳神経外科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均在院日数(自院) | 平均在院日数(全国) | 転院率 | 平均年齢 |
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010040x099000x | 非外傷性頭蓋内血腫(非外傷性硬膜下血腫以外)(JCS10未満) 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし | 64 | 31.95 | 18.72 | 23.44 | 68.94 |
010060x2990401 | 脳梗塞(脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満) 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 4あり 定義副傷病 なし 発症前Rankin Scale 0、1又は2 | 62 | 23.27 | 16.18 | 8.06 | 69.52 |
160100xx99x00x | 頭蓋・頭蓋内損傷 手術なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし | 49 | 10.73 | 7.35 | 4.08 | 58.47 |
160100xx97x00x | 頭蓋・頭蓋内損傷 その他の手術あり 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし | 41 | 17 | 9.69 | 2.44 | 74.51 |
010050xx02x00x | 非外傷性硬膜下血腫 慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術等 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし | 39 | 16.31 | 11.8 | 2.56 | 79.26 |
脳血管障害、頭部外傷、脳腫瘍をはじめ、脳疾患全般に対して、最先端の高度先進医療を実践しています。また、24時間365日、脳神経外科医が常在しており、脳卒中などの救急疾患に対して、迅速かつ適切に対応出来る診療体制を整えています。
小児科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均在院日数(自院) | 平均在院日数(全国) | 転院率 | 平均年齢 |
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040090xxxxxx0x | 急性気管支炎、急性細気管支炎、下気道感染症(その他) 定義副傷病 なし | 123 | 5.47 | 6.19 | 0 | 1.37 |
080270xxxx1xxx | 食物アレルギー 手術・処置等1 あり | 83 | 1.99 | 2.14 | 0 | 2.59 |
0400801199x00x | 肺炎等(1歳以上15歳未満) 手術なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし | 70 | 5.19 | 5.71 | 0 | 3 |
060380xxxxx0xx | ウイルス性腸炎 手術・処置等2 なし | 54 | 3.43 | 5.42 | 0 | 4.2 |
040100xxxxx00x | 喘息 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし | 53 | 5.28 | 6.62 | 0 | 2.85 |
急性下気道感染症・急性腸炎などの急性感染症が入院患者の過半を占めています。
食物アレルギーに対する経口免疫療法を行っており、負荷試験目的の入院が増えています。
食物アレルギーに対する経口免疫療法を行っており、負荷試験目的の入院が増えています。
腎臓内科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均在院日数(自院) | 平均在院日数(全国) | 転院率 | 平均年齢 |
---|---|---|---|---|---|---|
110280xx02x00x | 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 動脈形成術、吻合術 その他の動脈等 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし | 83 | 6 | 8.75 | 2.41 | 70.49 |
110280xx99010x | 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 1あり 定義副傷病 なし | 51 | 13.71 | 14.21 | 5.88 | 72.02 |
110280xx99000x | 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし | 29 | 16.31 | 12.05 | 3.45 | 72.79 |
110280xx02x1xx | 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 動脈形成術、吻合術 その他の動脈等 手術・処置等2 1あり | 27 | 36.26 | 35.72 | 7.41 | 71.7 |
110280xx991x0x | 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 手術なし 手術・処置等1 あり 定義副傷病 なし | 21 | 6.43 | 7.18 | 0 | 46.81 |
当科に入院する最も多い疾患は慢性腎臓病及び透析関連となっています。慢性腎臓病の原疾患の一つである腎炎、ネフローゼ症候群には必要に応じて腎生検も行っております。透析関連では、新たに透析を始める方だけでなく既に透析中の方に生じる様々な合併症に対する治療も行っています。血液浄化療法室では透析療法以外にも血液吸着療法、血漿交換療法などの各種血液浄化療法も行っており種々の疾患に対応可能です。
産婦人科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均在院日数(自院) | 平均在院日数(全国) | 転院率 | 平均年齢 |
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120060xx01xxxx | 子宮の良性腫瘍 子宮全摘術等 | 83 | 11.16 | 9.87 | 0 | 47.72 |
120140xxxxxxxx | 流産 | 35 | 2.2 | 2.45 | 0 | 33.97 |
120070xx02xxxx | 卵巣の良性腫瘍 卵巣部分切除術(腟式を含む。) 腹腔鏡によるもの等 | 35 | 6.91 | 6.28 | 0 | 40.8 |
12002xxx02x0xx | 子宮頸・体部の悪性腫瘍 子宮頸部(腟部)切除術等 手術・処置等2 なし | 34 | 3 | 3.2 | 0 | 38.94 |
120070xx01xxxx | 卵巣の良性腫瘍 卵巣部分切除術(腟式を含む。) 開腹によるもの等 | 32 | 11.63 | 10.16 | 0 | 53.91 |
当科では主に、婦人科良性疾患に対する治療や産科診療(正常分娩、帝王切開術)を行っています。そのため、婦人科は子宮筋腫に代表される手術としての子宮全摘術や卵巣腫瘍への腫瘍摘出術、産科では骨盤位分娩などへの帝王切開術が多くなっています。また、婦人科疾患の中で対応可能である症例に対しては腹腔鏡下手術も積極的に行っています。
※正常分娩はDPC対象外のため上記データには含まれません。
※正常分娩はDPC対象外のため上記データには含まれません。
心臓血管外科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均在院日数(自院) | 平均在院日数(全国) | 転院率 | 平均年齢 |
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050180xx02xxxx | 静脈・リンパ管疾患 下肢静脈瘤手術等 | 66 | 2 | 2.85 | 0 | 68.3 |
050080xx01010x | 弁膜症(連合弁膜症を含む。) ロス手術(自己肺動脈弁組織による大動脈基部置換術)等 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 1あり 定義副傷病 なし | 38 | 20.03 | 24 | 2.63 | 73.13 |
050163xx03x0xx | 非破裂性大動脈瘤、腸骨動脈瘤 ステントグラフト内挿術 手術・処置等2 なし | 23 | 8.04 | 12.01 | 0 | 75.65 |
050050xx0101xx | 狭心症、慢性虚血性心疾患 心室瘤切除術(梗塞切除を含む。) 単独のもの等 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 1あり | 22 | 14.09 | 22.91 | 4.55 | 69.14 |
050163xx02x10x | 非破裂性大動脈瘤、腸骨動脈瘤 大動脈瘤切除術(吻合又は移植を含む。) 腹部大動脈(分枝血管の再建を伴うもの)等 手術・処置等2 1あり 定義副傷病 なし | 16 | 14.44 | 20.61 | 6.25 | 72.88 |
当科の対象疾患は虚血性心疾患、心臓弁膜症、大動脈疾患、末梢血管疾患と成人心臓血管外科全域にわたります。疾患も患者さんによってすべて異なるため1つ1つ丁寧に説明しご理解いただき、安全性を第一に最新手術を含めた最適な治療を提供していきます。平均在院日数は全国値と比較し短い傾向にあり、特に心臓大血管手術は4~8日短いこと示されています。
腫瘍内科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均在院日数(自院) | 平均在院日数(全国) | 転院率 | 平均年齢 |
---|---|---|---|---|---|---|
040040xx9900xx | 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし | 25 | 21.36 | 14.58 | 0 | 78.72 |
060020xx99x00x | 胃の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし | 15 | 31.2 | 10.9 | 0 | 75.47 |
060035xx99x00x | 結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし | 13 | 19.31 | 7.55 | 0 | 75.54 |
040040xx9906xx | 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 6あり | 10 | 12.9 | 16.32 | 10 | 64.1 |
060020xx97x50x | 胃の悪性腫瘍 その他の手術あり 手術・処置等2 5あり 定義副傷病 なし | - | - | 21.78 | - | - |
基本的にすべての癌腫に対応します。がんに対する集学的治療は、手術・放射線治療・化学療法という3本柱を組み合わせて施行されますが、腫瘍内科に求められる役割は化学療法を中心に集学的治療全体をオーガナイズすることにあると考えられます。また、緩和ケアを通して疼痛や心の問題にも対処しております。
それぞれの癌腫のそれぞれのステージに対して標準治療といわれるものが確立しており、それを安全に的確に行うことが主目標ですが、21世紀に入ってがん細胞の分子を標的とする薬剤(分子標的薬剤)が次々と開発され臨床の現場に導入されるようになっています。また、近年免疫チェックポイント阻害剤という新しい概念に基づく抗がん治療も開発されています。がん治療専門の看護師・薬剤師とともにチーム活動を通して最新の情報を収集し新しい治療法にも迅速に対応できるよう体制を強化していきたいと考えています。
それぞれの癌腫のそれぞれのステージに対して標準治療といわれるものが確立しており、それを安全に的確に行うことが主目標ですが、21世紀に入ってがん細胞の分子を標的とする薬剤(分子標的薬剤)が次々と開発され臨床の現場に導入されるようになっています。また、近年免疫チェックポイント阻害剤という新しい概念に基づく抗がん治療も開発されています。がん治療専門の看護師・薬剤師とともにチーム活動を通して最新の情報を収集し新しい治療法にも迅速に対応できるよう体制を強化していきたいと考えています。
血液内科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均在院日数(自院) | 平均在院日数(全国) | 転院率 | 平均年齢 |
---|---|---|---|---|---|---|
130030xx99x40x | 非ホジキンリンパ腫 手術なし 手術・処置等2 4あり 定義副傷病 なし | 33 | 15.33 | 16.17 | 0 | 71.42 |
130010xx97x2xx | 急性白血病 手術あり 手術・処置等2 2あり | 23 | 25.52 | 40.13 | 0 | 74.26 |
130060xx97x00x | 骨髄異形成症候群 手術あり 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし | 15 | 15.47 | 15.42 | 6.67 | 75.73 |
130060xx97x40x | 骨髄異形成症候群 手術あり 手術・処置等2 4あり 定義副傷病 なし | 12 | 14.25 | 21.33 | 0 | 76.67 |
130030xx97x40x | 非ホジキンリンパ腫 手術あり 手術・処置等2 4あり 定義副傷病 なし | 11 | 30.55 | 32.36 | 0 | 75.27 |
入院は、非ホジキンリンパ腫(悪性リンパ腫)や白血病、骨髄異形成症候群といった血液腫瘍の方が多くなります。これらの疾患に対し入院での抗癌剤化学療法導入を数多く行っています。患者さんの年齢や体力を考慮し治療計画を立案しています。通院治療可能と判断された患者さんについては、その後外来化学療法に切り替えています。
糖尿病内科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均在院日数(自院) | 平均在院日数(全国) | 転院率 | 平均年齢 |
---|---|---|---|---|---|---|
100070xx99x100 | 2型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く。)(末梢循環不全なし。) 手術なし 手術・処置等2 1あり 定義副傷病 なし 85歳未満 | 76 | 13.64 | 13.9 | 0 | 63.36 |
100040xxxxx00x | 糖尿病性ケトアシドーシス、非ケトン昏睡 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし | 19 | 13.68 | 13.5 | 0 | 54.68 |
100070xx99x000 | 2型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く。)(末梢循環不全なし。) 手術なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 85歳未満 | 18 | 8.28 | 11.05 | 0 | 56.94 |
100210xxxxxxxx | 低血糖症 | 17 | 8.88 | 6.79 | 0 | 72.06 |
100070xx99x110 | 2型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く。)(末梢循環不全なし。) 手術なし 手術・処置等2 1あり 定義副傷病 あり 85歳未満 | 16 | 20.94 | 15.51 | 0 | 76.19 |
当科の入院では糖尿病ケトアシドーシス・高血糖高浸透圧症候群(異常な高血糖例)、
低血糖といった糖尿病緊急状態に対する治療や高値症例への強化インスリン療法をはじめとしたインスリン導入を主に行っています。
外来でも入院治療を行った後の患者さんも含め診療を行っておりますが糖尿病患者数は本邦の最近の調査において「糖尿病が強く疑われる者」だけでも約1000万人と非常に多いのが実情です。より多くのコントロール不良な糖尿病患者さんに専門的な治療を受ける機会を持っていただくために良好なコントロールができた患者さんや、治療法が固定された患者さんには病診連携により近医への紹介、治療継続をお願いしております。
糖尿病の平均在院日数は全国値に比べ概ね同等でした。
糖尿病の平均在院日数は全国値に比べ概ね同等でした。
乳腺外科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均在院日数(自院) | 平均在院日数(全国) | 転院率 | 平均年齢 |
---|---|---|---|---|---|---|
090010xx01x0xx | 乳房の悪性腫瘍 乳腺悪性腫瘍手術 乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴うもの(内視鏡下によるものを含む。))等 手術・処置等2 なし | 63 | 12.22 | 10.59 | 0 | 60.86 |
090010xx02x0xx | 乳房の悪性腫瘍 乳腺悪性腫瘍手術 乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴わないもの) 手術・処置等2 なし | 54 | 9.37 | 6.23 | 0 | 61.15 |
090010xx99x4xx | 乳房の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等2 4あり | 39 | 2.13 | 4.28 | 0 | 55.72 |
090020xx97xxxx | 乳房の良性腫瘍 手術あり | 12 | 3.67 | 4.02 | 0 | 35.75 |
090010xx99x6xx | 乳房の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等2 6あり | - | - | 4.15 | - | - |
当科の入院対象疾患は乳腺悪性腫瘍に代表される乳癌、良性腫瘍の乳頭腫・線維腺腫・葉状腫瘍、炎症性疾患の乳腺炎などです。そのほとんどは乳癌の外科治療を目的とした患者ですが、乳癌の薬物療法、緩和ケアまで幅広く対応しております。また、乳癌診療に関しては腫瘍内科、病理診断科、形成外科、放射線治療科、緩和ケア科などの診療科と連携して診療を行っているのも特徴です。また、様々な全身疾患を有する患者、高齢患者も積極的に受け入れ、当該科と連携して診療しております。
脳神経内科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均在院日数(自院) | 平均在院日数(全国) | 転院率 | 平均年齢 |
---|---|---|---|---|---|---|
010060x2990201 | 脳梗塞(脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満) 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 2あり 定義副傷病 なし 発症前Rankin Scale 0、1又は2 | 35 | 20.17 | 16.16 | 8.57 | 71.91 |
010230xx99x00x | てんかん 手術なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし | 31 | 10.39 | 7.28 | 0 | 62.39 |
010060x2990211 | 脳梗塞(脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満) 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 2あり 定義副傷病 1あり 発症前Rankin Scale 0、1又は2 | 11 | 25.73 | 18.38 | 0 | 70.36 |
040081xx99x00x | 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし | - | - | 20.92 | - | - |
010090xxxxx00x | 多発性硬化症 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし | - | - | 14.49 | - | - |
当科は脳、脊髄、末梢神経、神経筋接合部、筋肉の病気をあつかう内科です。その中でも脳梗塞、脳炎、髄膜炎、脊髄炎、末梢神経疾患の急性炎症性疾患(ギラン・バレー症候群など)とくに早急に治療を要する救急疾患を中心に診療を行っています。超急性期脳梗塞における血栓溶解療法やギラン・バレー症候群の免疫グロブリン大量静注療法や血漿交換など専門的治療にも対応し、最新のエビデンスに基づく医療をご提供しています。神経救急医療のほか神経難病の診断や治療にも取り組んでいます。当院では大学などの施設と連携し、新たな診断法や治療なども積極的に取り入れ診療に当たっています。平均在院日数は全国値より長い傾向が示されています。(※急性期治療を終え回復期リハビリテーション病棟へ転棟した日数も含まれているため)
形成外科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均在院日数(自院) | 平均在院日数(全国) | 転院率 | 平均年齢 |
---|---|---|---|---|---|---|
160200xx0200xx | 顔面損傷(口腔、咽頭損傷を含む。) 鼻骨骨折整復固定術等 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし | 33 | 6.33 | 5.37 | 0 | 29.73 |
070010xx010x0x | 骨軟部の良性腫瘍(脊椎脊髄を除く。) 四肢・躯幹軟部腫瘍摘出術等 手術・処置等1 なし 定義副傷病 なし | 23 | 7.48 | 5.59 | 0 | 55 |
180060xx97xxxx | その他の新生物 手術あり | 12 | 5 | 6.33 | 0 | 40.33 |
080006xx01x0xx | 皮膚の悪性腫瘍(黒色腫以外) 皮膚悪性腫瘍切除術等 手術・処置等2 なし | 12 | 11.67 | 8.16 | 0 | 69 |
080007xx010xxx | 皮膚の良性新生物 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部)等 手術・処置等1 なし | - | - | 4.05 | - | - |
悪性腫瘍の手術を積極的に行っています。
呼吸器内科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均在院日数(自院) | 平均在院日数(全国) | 転院率 | 平均年齢 |
---|---|---|---|---|---|---|
040130xx99x0xx | 呼吸不全(その他) 手術なし 手術・処置等2 なし | 15 | 5.07 | 10.69 | 0 | 74.67 |
0400801499x003 | 肺炎等(市中肺炎かつ75歳以上) 手術なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし A-DROP スコア3 | 13 | 27.08 | 17.02 | 7.69 | 79.54 |
0400801499x002 | 肺炎等(市中肺炎かつ75歳以上) 手術なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし A-DROP スコア2 | 12 | 15.42 | 15.17 | 0 | 79.58 |
040110xxxxx2xx | 間質性肺炎 手術・処置等2 2あり | 10 | 39.3 | 27.91 | 0 | 80.1 |
040040xx9900xx | 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし | - | - | 14.58 | - | - |
「呼吸不全 手術なし 処置2なし」となっている患者様は在宅酸素療法導入のためにご入院された患者様です。クリニカルパスに準じて診療を行っていますので、在院日数が短くなっています。
肺炎はほとんどが細菌感染によるもので、重症(A-DROP3)の方ほど在院日数が長くなります。
当科では間質性肺炎の方が多く、気胸を合併した方や人工呼吸(呼吸補助)を必要とする方が少なくありません。ご高齢の方が多く、在院日数が長くなっていることはやむを得ません。なお、肺の悪性腫瘍に関いしては、治療を希望される方は外科または腫瘍内科にご紹介しておりますので、当科にご入院された方々は当科での終末期医療(ベストサポーティブケア)を希望された方々となっています。
肺炎はほとんどが細菌感染によるもので、重症(A-DROP3)の方ほど在院日数が長くなります。
当科では間質性肺炎の方が多く、気胸を合併した方や人工呼吸(呼吸補助)を必要とする方が少なくありません。ご高齢の方が多く、在院日数が長くなっていることはやむを得ません。なお、肺の悪性腫瘍に関いしては、治療を希望される方は外科または腫瘍内科にご紹介しておりますので、当科にご入院された方々は当科での終末期医療(ベストサポーティブケア)を希望された方々となっています。
皮膚科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均在院日数(自院) | 平均在院日数(全国) | 転院率 | 平均年齢 |
---|---|---|---|---|---|---|
080020xxxxxxxx | 帯状疱疹 | 72 | 8.07 | 8.98 | 0 | 73.53 |
080010xxxx0xxx | 膿皮症 手術・処置等1 なし | 53 | 9.34 | 12.51 | 0 | 60.62 |
080006xx01x0xx | 皮膚の悪性腫瘍(黒色腫以外) 皮膚悪性腫瘍切除術等 手術・処置等2 なし | - | - | 8.16 | - | - |
080090xxxxxxxx | 紅斑症 | - | - | 10.07 | - | - |
080030xxxxxxxx | 疱疹(帯状疱疹を除く。)、その類症 | - | - | 7.51 | - | - |
当科ではアトピー性皮膚炎などの多くの方が知っている皮膚疾患から、原因がわからない皮膚症状や腫瘍など、皮膚のトラブルに幅広く対応すべく、診療にあたっています。入院で多くみられる急性膿皮症とは細菌感染による皮膚疾患で蜂窩織炎(蜂巣炎)や丹毒が含まれます。
美容外科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均在院日数(自院) | 平均在院日数(全国) | 転院率 | 平均年齢 |
---|---|---|---|---|---|---|
020230xx97x0xx | 眼瞼下垂 手術あり 手術・処置等2 なし | 88 | 2.17 | 3.15 | 0 | 66.57 |
020320xx97xxxx | 眼瞼、涙器、眼窩の疾患 手術あり | 19 | 2.11 | 3.2 | 0 | 65.58 |
030390xx970xxx | 顔面神経障害 手術あり 手術・処置等1 なし | - | - | 10.91 | - | - |
080220xx97xxxx | エクリン汗腺の障害、アポクリン汗腺の障害 手術あり | - | - | 6.96 | - | - |
140100xxxxxxxx | 眼の先天異常 | - | - | 4.19 | - | - |
美容外科の手術では眼瞼下垂が最も多い症例ですが、眼瞼内反症、眼瞼皮膚弛緩症、眼窩脂肪ヘルニアなどの加齢にともなう変化、逆さまつ毛や眼裂狭小症などの小児の先天性疾患、顔面神経麻痺や筋肉・神経疾患等にともなう眼瞼外反症や兎眼、霰粒腫・黄色腫などの眼瞼の腫瘍など、眼瞼(マブタ)に関係する疾患を対象に治療を広く行っています。その他にも眼瞼痙攣の治療、美容的な二重マブタ、眼のシワ・タルミ除去、目頭形成、他施設手術後の修正術などにも対応しています。
眼科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均在院日数(自院) | 平均在院日数(全国) | 転院率 | 平均年齢 |
---|---|---|---|---|---|---|
020110xx97xxx0 | 白内障、水晶体の疾患 手術あり 片眼 | 54 | 3.07 | 2.84 | 0 | 77.02 |
020200xx9710xx | 黄斑、後極変性 手術あり 手術・処置等1 あり 手術・処置等2 なし | - | - | 7.05 | - | - |
020240xx97xxx0 | 硝子体疾患 手術あり 片眼 | - | - | 6.16 | - | - |
020130xxxxxxxx | 原田病 | - | - | 16.04 | - | - |
020110xx99xxxx | 白内障、水晶体の疾患 手術なし | - | - | 2.43 | - | - |
眼科は白内障、網膜硝子体疾患、緑内障、角結膜炎疾患に対応しております。
その他、全身疾患に伴う眼疾患も他科と連携して診察にあたっております。
その他、全身疾患に伴う眼疾患も他科と連携して診察にあたっております。
小児外科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均在院日数(自院) | 平均在院日数(全国) | 転院率 | 平均年齢 |
---|---|---|---|---|---|---|
060160x101xxxx | 鼠径ヘルニア(15歳未満) ヘルニア手術 鼠径ヘルニア等 | 42 | 3.02 | 2.82 | 0 | 3.67 |
060170xx02xxxx | 閉塞、壊疽のない腹腔のヘルニア ヘルニア手術 腹壁瘢痕ヘルニア等 | - | - | 8.26 | - | - |
140590xx97xxxx | 停留精巣 手術あり | - | - | 3.14 | - | - |
060150xx03xxxx | 虫垂炎 虫垂切除術 虫垂周囲膿瘍を伴わないもの等 | - | - | 5.49 | - | - |
11022xxx02xxxx | 男性生殖器疾患 陰嚢水腫手術等 | - | - | 4.73 | - | - |
当科では鼠径ヘルニアに対し、男女を問わず腹腔鏡手術を中心に行っています。もちろん鼠径部切開による従来法による手術も選択可能です。
初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
初発 | 再発 | 病期分類基準(※) | 版数 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Stage I | Stage II | Stage III | Stage IV | 不明 | ||||
胃癌 | 73 | 14 | 17 | 50 | 12 | 38 | 1 | 7 |
大腸癌 | 69 | 35 | 71 | 61 | 24 | 54 | 1 | 7 |
乳癌 | 42 | 67 | 30 | 14 | - | 25 | 1 | 7 |
肺癌 | 18 | - | 13 | 32 | 14 | 36 | 1 | 7 |
肝癌 | 17 | 23 | 14 | 11 | - | 44 | 1 | 7 |
当院には日本がん治療認定医機構のがん治療認定医が計11名在籍しており、5大がんを 中心としてそれぞれの診療科領域で幅広くがん診療を行っております。
男女ともに共通して症例数が多いのが大腸がん(結腸・直腸)・胃がん・肺がんで、他に男性 では前立腺がん、女性では乳がんの症例数が多い傾向にあります。
性別年齢階級別で見ると、男性は70-74歳代、女性は65-69歳代の症例数が多い傾向にあります。
【胃がん】
当科の特徴としては、きずの小さな手術(小さな創以外は穴をあけるだけの手術)を積極的に行うことで、術後の痛みの軽減をはかり、すぐに歩行を開始するなどリハビリを開始できるようにしております。
術式の決定に関しては原則として胃がん治療ガイドラインに則っております。
当院には高齢者や心臓、肺、肝臓、腎臓などに問題を抱えているリスクの高い患者さんもこられますが、各患者さんのリスクに応じて手術を行います。
高齢者、心臓、肺、肝臓、腎臓などに病気を持っている方の場合は手術のみならず術前から術後までのリハビリや栄養が大事ですが、
この点に関しては当院の強みでもある栄養サポートセンターやリハビリテーション技術科と相談しながら患者さんを支えていきます。
【大腸がん】
大腸がんの治療は進行度により決まってきます。進行度0~Ⅲの治療は内視鏡治療または手術治療が基本となります。
早期癌には内視鏡治療が選択されます。内視鏡治療のできない早期癌(大きさ、分化度、深達度など)や進行癌には手術治療が選択されます。
進行度Ⅳの治療は手術治療と化学療法、放射線治療を組み合わせて行われます。がんの広がりにより組み合わせを決めますが、手術で切除可能ながんは手術治療が第一となります。
大腸がんに対して低侵襲手術である腹腔鏡下手術を積極的に行っております。腹腔鏡下手術は御高齢の患者さんや心臓病や腎臓病、糖尿病などの持病をお持ちの患者さんにもやさしい治療であり積極的に行っております。
また、直腸癌に関しては治癒率の向上を目的とした術前化学放射線治療と腹腔鏡手術を組み合わせた集学的治療を行っております。
【乳がん】
乳がんは早期発見により適切な治療が行われれば、良好な経過が期待できます。しこりなど自覚症状がある場合は速やかに受診することを勧めますが、無症状の場合でも、乳がん検診により乳がんが見つかることがあります。
各市区町村で行われている乳がん検診は、対象年齢や費用などさまざまです。またがん検診推進事業では、年度ごとに対象者を決めて無料クーポンを配布しています。
配布内容については、各市区町村で異なります。詳しくは、お住まいの市区町村へお問い合わせください。
【肺がん】
肺がんの治療では手術治療、化学療法、放射線療法と治療のバリエーションは多岐にわたっており、肺がんの進行度と患者さんの全身状態を考慮して呼吸器内科、腫瘍内科との合同カンファレンスのもと最も的確な治療を行います。
肺がん手術の基本は、リンパ節とともに病巣のある肺葉を取り除く術式(肺葉切除術)となります。ただし、がんが肺をはみ出して、気管支や血管にまで広がっている場合は、やむを得ず片側の肺を全摘出するという選択肢も検討されます。
当院では、小さな傷で行う胸腔鏡下手術を積極的に取り入れており、患者さんにとって負担が少ないのと同時に根治性の高い手術を目指しております。
いずれにしても手術を受ける前には、約4週間の禁煙が必要です。たばこを吸っていると、手術後の痰が増えて気管支に詰まったり、感染症の原因になったりすることがあります。
また、がんの性質によって、手術後に抗がん剤による治療をおこなうこともあります。
【肝がん】
血液検査や各種画像診断(超音波検査、3DCT検査、MRI検査、肝シンチグラフィなど)を駆使し、患者様の状態を詳細に把握したうえで、最適の手術法を選択します。
さらに3D画像構築による術前シミュレーションを行い、詳細な術式検討を行います。
また術中にICGカメラを使用し、切除範囲の決定に役立てています。
肝臓の開腹手術では切開創(手術時のきず)は30㎝以上に及ぶことが多いのですが、当科では傷が小さく、患者様の負担の軽い腹腔鏡を用いた手術を第一選択としています。
基本的に3Dカメラを使用し、立体的にみる事でより正確な操作を可能にしています。腹腔鏡下肝切除術は難易度が高く、未だ一般的ではありませんが、当科は系統的亜区域切除まで腹腔鏡下で行うことができる全国でも数少ない施設のひとつです。
男女ともに共通して症例数が多いのが大腸がん(結腸・直腸)・胃がん・肺がんで、他に男性 では前立腺がん、女性では乳がんの症例数が多い傾向にあります。
性別年齢階級別で見ると、男性は70-74歳代、女性は65-69歳代の症例数が多い傾向にあります。
【胃がん】
当科の特徴としては、きずの小さな手術(小さな創以外は穴をあけるだけの手術)を積極的に行うことで、術後の痛みの軽減をはかり、すぐに歩行を開始するなどリハビリを開始できるようにしております。
術式の決定に関しては原則として胃がん治療ガイドラインに則っております。
当院には高齢者や心臓、肺、肝臓、腎臓などに問題を抱えているリスクの高い患者さんもこられますが、各患者さんのリスクに応じて手術を行います。
高齢者、心臓、肺、肝臓、腎臓などに病気を持っている方の場合は手術のみならず術前から術後までのリハビリや栄養が大事ですが、
この点に関しては当院の強みでもある栄養サポートセンターやリハビリテーション技術科と相談しながら患者さんを支えていきます。
【大腸がん】
大腸がんの治療は進行度により決まってきます。進行度0~Ⅲの治療は内視鏡治療または手術治療が基本となります。
早期癌には内視鏡治療が選択されます。内視鏡治療のできない早期癌(大きさ、分化度、深達度など)や進行癌には手術治療が選択されます。
進行度Ⅳの治療は手術治療と化学療法、放射線治療を組み合わせて行われます。がんの広がりにより組み合わせを決めますが、手術で切除可能ながんは手術治療が第一となります。
大腸がんに対して低侵襲手術である腹腔鏡下手術を積極的に行っております。腹腔鏡下手術は御高齢の患者さんや心臓病や腎臓病、糖尿病などの持病をお持ちの患者さんにもやさしい治療であり積極的に行っております。
また、直腸癌に関しては治癒率の向上を目的とした術前化学放射線治療と腹腔鏡手術を組み合わせた集学的治療を行っております。
【乳がん】
乳がんは早期発見により適切な治療が行われれば、良好な経過が期待できます。しこりなど自覚症状がある場合は速やかに受診することを勧めますが、無症状の場合でも、乳がん検診により乳がんが見つかることがあります。
各市区町村で行われている乳がん検診は、対象年齢や費用などさまざまです。またがん検診推進事業では、年度ごとに対象者を決めて無料クーポンを配布しています。
配布内容については、各市区町村で異なります。詳しくは、お住まいの市区町村へお問い合わせください。
【肺がん】
肺がんの治療では手術治療、化学療法、放射線療法と治療のバリエーションは多岐にわたっており、肺がんの進行度と患者さんの全身状態を考慮して呼吸器内科、腫瘍内科との合同カンファレンスのもと最も的確な治療を行います。
肺がん手術の基本は、リンパ節とともに病巣のある肺葉を取り除く術式(肺葉切除術)となります。ただし、がんが肺をはみ出して、気管支や血管にまで広がっている場合は、やむを得ず片側の肺を全摘出するという選択肢も検討されます。
当院では、小さな傷で行う胸腔鏡下手術を積極的に取り入れており、患者さんにとって負担が少ないのと同時に根治性の高い手術を目指しております。
いずれにしても手術を受ける前には、約4週間の禁煙が必要です。たばこを吸っていると、手術後の痰が増えて気管支に詰まったり、感染症の原因になったりすることがあります。
また、がんの性質によって、手術後に抗がん剤による治療をおこなうこともあります。
【肝がん】
血液検査や各種画像診断(超音波検査、3DCT検査、MRI検査、肝シンチグラフィなど)を駆使し、患者様の状態を詳細に把握したうえで、最適の手術法を選択します。
さらに3D画像構築による術前シミュレーションを行い、詳細な術式検討を行います。
また術中にICGカメラを使用し、切除範囲の決定に役立てています。
肝臓の開腹手術では切開創(手術時のきず)は30㎝以上に及ぶことが多いのですが、当科では傷が小さく、患者様の負担の軽い腹腔鏡を用いた手術を第一選択としています。
基本的に3Dカメラを使用し、立体的にみる事でより正確な操作を可能にしています。腹腔鏡下肝切除術は難易度が高く、未だ一般的ではありませんが、当科は系統的亜区域切除まで腹腔鏡下で行うことができる全国でも数少ない施設のひとつです。
成人市中肺炎の重症度別患者数等
患者数 | 平均在院日数 | 平均年齢 | |
---|---|---|---|
軽症 | 13 | 10.77 | 58 |
中等症 | 149 | 18.42 | 77.15 |
重症 | 66 | 23.45 | 82 |
超重症 | 27 | 26.52 | 81.74 |
不明 | - | - | - |
わが国の死因5位の肺炎ですが、当院でも高齢者肺炎が増加しています。重症になるほど平均年齢が高くなっています。高齢で合併症を有する肺炎は重症化の危険性も高く、適切な抗生剤の使用や酸素投与などの支持療法が大切となります。
脳梗塞の患者数等
発症日から | 患者数 | 平均在院日数 | 平均年齢 | 転院率 |
---|---|---|---|---|
3日以内 | 404 | 41.93 | 75.27 | 14.45 |
その他 | 18 | 52.61 | 71 | 0 |
当院ではI63$脳梗塞に分類される症例の内95.7%の患者さんが発症から3日以内に治療を受けられています。急性期脳梗塞患者さんの平均年齢は75.27歳といわゆる後期高齢者の方が多くなっています。
診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
消化器内科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 |
---|---|---|---|---|---|---|
K7211 | 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2センチメートル未満) | 859 | 0.09 | 1.15 | 0 | 67.01 |
K688 | 内視鏡的胆道ステント留置術 | 135 | 1.79 | 12.1 | 1.48 | 74.2 |
K654 | 内視鏡的消化管止血術 | 96 | 1.16 | 13.4 | 2.08 | 71.42 |
K7212 | 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2センチメートル以上) | 79 | 0.56 | 3.78 | 0 | 67.82 |
K722 | 小腸結腸内視鏡的止血術 | 57 | 1.11 | 6.26 | 0 | 67.56 |
医療技術の発達とともに、胃がんや大腸がんを早期に発見し、おなかを切らずに内視鏡で治療できる症例が増加しています。消化管腫瘍においては汎用内視鏡検査に加えて、拡大内視鏡を用いた観察や超音波内視鏡による深達度診断などを行い適切な治療を患者様に提供できるように努めています。内視鏡治療が可能な症例に対しては内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)や粘膜切除術(EMR)という手法を用いて積極的に治療を行っています。肝臓、胆道、膵臓領域においては、内視鏡先端に超音波深触子(いわゆるエコー)を搭載した超音波内視鏡を用い腹部の深い領域にある膵臓や胆道病変の診断や、組織採取などを行い、以後の治療に役立てています。また、当院は内視鏡的逆行性膵胆管造影検査(ERCP)を積極的に実施し肝胆膵領域の診断治療に役立てており、その件数は埼玉県内で有数と自負しています。そのなかでも胆道鏡を用いた検査を積極的に併用し腫瘍の診断や結石の除去を行っていることが特筆すべき点です。
外科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 |
---|---|---|---|---|---|---|
K672-2 | 腹腔鏡下胆嚢摘出術 | 150 | 1.64 | 4.71 | 0 | 61.99 |
K634 | 腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術(両側) | 148 | 1.07 | 1.43 | 0 | 65.98 |
K6335 | ヘルニア手術(鼠径ヘルニア) | 75 | 1.44 | 1.29 | 1.33 | 73.35 |
K718-21 | 腹腔鏡下虫垂切除術(虫垂周囲膿瘍を伴わないもの) | 72 | 0.24 | 3.94 | 0 | 39.4 |
K719-3 | 腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術 | 72 | 5.71 | 11.43 | 0 | 71.82 |
当院では2018年に施行された手術の約7割が鏡視下手術です。特に虫垂切除術、胆嚢摘出術、大腸がん手術において多く施行しています。肝胆膵癌、食道癌、胃癌など他の部位においても低侵襲手術を積極的に施行しています。
主要な疾患別件数は病院HPの外科ページをご参照ください。
泌尿器科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 |
---|---|---|---|---|---|---|
K7811 | 経尿道的尿路結石除去術(レーザーによるもの) | 259 | 1.51 | 3.98 | 0.39 | 60.76 |
K843-4 | 腹腔鏡下前立腺悪性腫瘍手術(内視鏡手術用支援機器を用いるもの) | 177 | 1.35 | 8.25 | 0 | 68.58 |
K8036イ | 膀胱悪性腫瘍手術(経尿道的手術)(電解質溶液利用のもの) | 145 | 1.46 | 4.96 | 0 | 73.42 |
K841-21 | 経尿道的レーザー前立腺切除術(ホルミウムレーザーを用いるもの) | 119 | 1.6 | 5.85 | 1.68 | 73.39 |
K783-2 | 経尿道的尿管ステント留置術 | 59 | 0.97 | 4.73 | 0 | 66.68 |
ロボット手術(2台体制)、3Dカメラを用いた腹腔鏡手術、軟性尿管鏡を用いた尿路結石手術、レーザーを用いた前立腺肥大症手術など低侵襲手術を心がけています。前立腺癌手術・尿路結石手術・前立腺肥大症手術は、全国的にも有数の手術件数を誇っています。
循環器内科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 |
---|---|---|---|---|---|---|
K5493 | 経皮的冠動脈ステント留置術(その他のもの) | 189 | 1.88 | 2.37 | 0.53 | 67.96 |
K5951 | 経皮的カテーテル心筋焼灼術(心房中隔穿刺又は心外膜アプローチを伴うもの) | 142 | 1.06 | 2.15 | 0 | 66.7 |
K616 | 四肢の血管拡張術・血栓除去術 | 81 | 4.19 | 11.65 | 3.7 | 72.4 |
K5491 | 経皮的冠動脈ステント留置術(急性心筋梗塞に対するもの) | 75 | 0.08 | 15.27 | 2.67 | 71.96 |
K5972 | ペースメーカー移植術(経静脈電極の場合) | 50 | 4.38 | 6.6 | 2 | 77.86 |
急性心筋梗塞に対しては、Door-to-balloon time
を90分以内にするべく、12誘導心電図伝送システムやのモービルCCU導入など、循環器救急体制の整備を進めています。2018年8月からモービルCCUを運用開始により、地域の医療機関から循環器急性期疾患患者の病院間前方搬送(医師ならびにメディカルスタッフ同乗による患者救急搬送)を開始しました。開始から12ヶ月で、約140回の患者搬送を行いました。心房細動や上室性頻拍性不整脈に対するカテーテル治療(アブレーション)の件数も増加傾向です。その他間欠性跛行や、重症下肢虚血に対して、フットケアチームと連携して血管形成術を行っています。
整形外科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 |
---|---|---|---|---|---|---|
K0461 | 骨折観血的手術(大腿) 等 | 131 | 2.21 | 39.1 | 10.69 | 77.28 |
K0821 | 人工関節置換術(股) 等 | 86 | 2.49 | 26.29 | 0 | 69.66 |
K0811 | 人工骨頭挿入術(股) 等 | 81 | 2.11 | 40.38 | 7.41 | 81.7 |
K0462 | 骨折観血的手術(下腿) 等 | 72 | 3.07 | 23.11 | 1.39 | 54.32 |
K0483 | 骨内異物(挿入物を含む。)除去術(下腿) 等 | 46 | 1.17 | 2.72 | 0 | 45.61 |
外傷については積極的に救急車の受け入れをおこない、できるだけ手術までの待機期間を短くするように努めています。リハビリテーションについては県内でも有数のリハビリ施設・スタッフ数をほこり、退院まではもちろん退院後もしっかりと患者さんをサポートします。そのため平均在院日数は全国値より長い傾向があります。
耳鼻いんこう科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 |
---|---|---|---|---|---|---|
K3772 | 口蓋扁桃手術(摘出) | 63 | 1.11 | 6.46 | 0 | 25.4 |
K340-5 | 内視鏡下鼻・副鼻腔手術3型(選択的(複数洞)副鼻腔手術) | 45 | 1.18 | 5.22 | 0 | 52.31 |
K3191 | 鼓室形成手術(耳小骨温存術) | 35 | 0.86 | 1.4 | 0 | 61.6 |
K3941 | 喉頭悪性腫瘍手術(切除) | 23 | 2.65 | 12.61 | 4.35 | 72.57 |
K4691 | 頸部郭清術(片側) | 19 | 2.16 | 14.32 | 0 | 65.68 |
耳科手術(鼓室形成術、鼓膜形成術、乳突洞削開術など)67件、口腔咽頭手術121件、鼻科手術141件、喉頭下咽頭頸部食道手術151件、顔面頸部手術179件と多くの手術実績があります。頭頸部悪性腫瘍手術は207件で、全身の合併症がある方にも当該診療科と連携して治療を行っております。2018年頸部郭清術は63件でした。
腎臓内科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 |
---|---|---|---|---|---|---|
K616-4 | 経皮的シャント拡張術・血栓除去術 | 245 | 0.57 | 1.09 | 4.9 | 74.57 |
K610-3 | 内シャント設置術 | 110 | 7.31 | 6.3 | 1.82 | 71.17 |
K654 | 内視鏡的消化管止血術 | - | - | - | - | - |
K6147 | 血管移植術、バイパス移植術(その他の動脈) | - | - | - | - | - |
K607-3 | 上腕動脈表在化法 | - | - | - | - | - |
透析を行うために必要な内シャント設置術、血栓による閉塞で使用できなくなった内シャントに対する経皮的シャント拡張術・血栓除去術を多く行っています。IgA腎症に対する扁桃腺摘出術+ステロイドパルス療法も行っています。
産婦人科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 |
---|---|---|---|---|---|---|
K877 | 子宮全摘術 | 103 | 2.19 | 8.09 | 0 | 49.17 |
K8882 | 子宮附属器腫瘍摘出術(両側)(腹腔鏡によるもの) | 35 | 1 | 4.91 | 0 | 40.4 |
K867 | 子宮頸部(腟部)切除術 | 34 | 1 | 1 | 0 | 38.94 |
K9091ロ | 流産手術(妊娠11週までの場合)(その他のもの) | 29 | 1 | 0.14 | 0 | 33.83 |
K8982 | 帝王切開術(選択帝王切開) | 27 | 1.78 | 7.59 | 0 | 34.19 |
子宮全摘術や子宮附属器腫瘍摘出術(開腹・腹腔鏡)は、婦人科良性疾患で最も多い子宮筋腫や卵巣腫瘍で行われる手術ですのでこれらの術式が多くなっています。産科では、骨盤位分娩や帝王切開術の既往のある症例に対して選択的(予定)帝王切開術が計画されます。当科では、様々な合併症を伴ったリスクの高い帝王切開による分娩も積極的に行っています。
心臓血管外科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 |
---|---|---|---|---|---|---|
K617-4 | 下肢静脈瘤血管内焼灼術 | 66 | 0 | 1 | 0 | 68.3 |
K5606 | 大動脈瘤切除術(吻合又は移植を含む。)(腹部大動脈(分枝血管の再建を伴うもの)) | 29 | 3.1 | 14.17 | 3.45 | 72.1 |
K552-22 | 冠動脈、大動脈バイパス移植術(人工心肺を使用しないもの)(2吻合以上のもの) | 24 | 4.54 | 12.54 | 4.17 | 70.79 |
K5551 | 弁置換術(1弁のもの) | 24 | 3.42 | 22.17 | 4.17 | 75.04 |
K5612ロ | ステントグラフト内挿術(腹部大動脈) | 17 | 1.59 | 4.24 | 0 | 77.76 |
心臓弁膜症、虚血性心疾患、大動脈疾患、下肢静脈瘤など、成人心臓血管外科全域の手術を行っています。
脳神経外科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 |
---|---|---|---|---|---|---|
K164-2 | 慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術 等 | 73 | 2.7 | 13.92 | 2.74 | 78.1 |
K1692 | 頭蓋内腫瘍摘出術(その他のもの) | 24 | 8 | 37.79 | 4.17 | 66.63 |
K1643 | 頭蓋内血腫除去術(開頭して行うもの)(脳内のもの) | 22 | 0.55 | 83.27 | 63.64 | 66.64 |
K6092 | 動脈血栓内膜摘出術(内頸動脈) | 18 | 6.44 | 14.11 | 5.56 | 73.72 |
K1771 | 脳動脈瘤頸部クリッピング(1箇所) | 18 | 0.78 | 81.61 | 27.78 | 69.06 |
地域包括医療の拠点として、脳腫瘍、脳動脈瘤、慢性硬膜下血腫などの脳疾患全般に対して、最先端の高度先進医療を実施しています。なお、脳動脈瘤手術例の大部分がくも膜下出血をきたした破裂例であり、術後日数には回復期リハビリテーション病棟での在院日数が含まれています。
形成外科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 |
---|---|---|---|---|---|---|
K0301 | 四肢・躯幹軟部腫瘍摘出術(躯幹) 等 | 24 | 0.92 | 4.58 | 0 | 57 |
K333 | 鼻骨骨折整復固定術 | 21 | 1 | 3.9 | 0 | 22.1 |
K427 | 頬骨骨折観血的整復術 | 10 | 1 | 5.4 | 0 | 47.4 |
K0153 | 皮弁作成術、移動術、切断術、遷延皮弁術(100平方センチメートル以上) | 10 | 1.9 | 10.6 | 10 | 51.6 |
K0051 | 皮膚,皮下腫瘍摘出術(露出部)(長径2㎝未満) | - | - | - | - | - |
褥瘡の手術も積極的に行い、療養型施設への転院をスムーズに行っています。
乳腺外科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 |
---|---|---|---|---|---|---|
K4762 | 乳腺悪性腫瘍手術(乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴わないもの)) | 54 | 1.24 | 7.13 | 0 | 61.15 |
K4763 | 乳腺悪性腫瘍手術(乳房切除術(腋窩部郭清を伴わないもの)) | 29 | 1 | 8.31 | 0 | 63.55 |
K4765 | 乳腺悪性腫瘍手術(乳房切除術(腋窩鎖骨下部郭清を伴うもの)・胸筋切除を併施しないもの) | 24 | 1.04 | 10.96 | 0 | 61.54 |
K4741 | 乳腺腫瘍摘出術(長径5センチメートル未満) | - | - | - | - | - |
K4764 | 乳腺悪性腫瘍手術(乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴うもの(内視鏡下によるものを含む。))) | - | - | - | - | - |
乳癌の外科治療は年間に110-120症例行われています。外科治療は手術前日に入院、術後約7日間の入院治療で、ほぼ全例がクリニカルパスで行われています。術後出血に伴う再手術もなく、安全に外科治療は行われています。また、治療前に乳癌の進行度とサブタイプと呼ばれる乳癌の性質を診断し、治療は個別化して行われます。その結果、必要があれば積極的に術前薬物療法を導入し、乳房温存率を高めるよう努力しております。また、乳房全摘例には形成外科と連携し、乳房再建術(インプラント、筋皮弁)も積極的に取り組んでいます。
美容外科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 |
---|---|---|---|---|---|---|
K2191 | 眼瞼下垂症手術(眼瞼挙筋前転法) | 61 | 0.02 | 1.08 | 0 | 63.54 |
K2192 | 眼瞼下垂症手術(筋膜移植法) | 16 | 0 | 1.56 | 0 | 69.81 |
K2172 | 眼瞼内反症手術(皮膚切開法) | 16 | 0 | 1.06 | 0 | 66.81 |
K2193 | 眼瞼下垂症手術(その他のもの) | 11 | 0 | 1 | 0 | 72.09 |
K0111 | 顔面神経麻痺形成手術(静的なもの) | - | - | - | - | - |
当科の瞼(まぶた)の手術症例では”眼瞼下垂”手術が最も多く、次に”眼瞼内反症手術”が続きます。手術時の年齢では70代、60代、50代、80代の順に多く、最近は90代の患者さんも増加しています。眼瞼下垂の原因・病態として多いのは加齢に伴う変化やコンタクトレンズの使用による腱膜性眼瞼下垂で全体の約70%を占めています。治療は局所麻酔で行い、日帰りでの手術も可能ですが、安静・安心のため1泊2日の入院を勧めています。小児の先天性眼瞼下垂や逆さまつ毛(眼瞼内反症)の手術では全身麻酔、2泊3日の入院で安全に安心して手術が受けられます。
眼科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 |
---|---|---|---|---|---|---|
K2821ロ | 水晶体再建術(眼内レンズを挿入する場合)(その他のもの) | 53 | 1.06 | 1.02 | 0 | 77.06 |
K2801 | 硝子体茎顕微鏡下離断術(網膜付着組織を含むもの) | 16 | 1 | 5.63 | 0 | 64.5 |
K2802 | 硝子体茎顕微鏡下離断術(その他のもの) | - | - | - | - | - |
K2684 | 緑内障手術(緑内障治療用インプラント挿入術)(プレートのないもの) | - | - | - | - | - |
K2822 | 水晶体再建術(眼内レンズを挿入しない場合) | - | - | - | - | - |
白内障手術日帰り手術が主流になっております。
硝子体手術は糖尿病性網膜症、網膜前膜、黄斑円孔等に行っております。
現在、緑内障手術は行っておりません。
硝子体手術は糖尿病性網膜症、網膜前膜、黄斑円孔等に行っております。
現在、緑内障手術は行っておりません。
腫瘍内科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 |
---|---|---|---|---|---|---|
K6113 | 抗悪性腫瘍剤静脈内持続注入用植込型カテーテル設置(頭頸部その他) | 20 | 8.25 | 10.65 | 5 | 68.95 |
K6182 | 中心静脈注射用植込型カテーテル設置(頭頸部その他に設置した場合) | - | - | - | - | - |
K635 | 胸水・腹水濾過濃縮再静注法 | - | - | - | - | - |
K688 | 内視鏡的胆道ステント留置術 | - | - | - | - | - |
K636-3 | 腹腔鏡下試験開腹術 | - | - | - | - | - |
抗悪性腫瘍剤静脈内持続注入用植込型カテーテル設置は、持続の抗がん剤治療を行う膵臓癌・大腸癌症例と末梢点滴ラインの確保が困難な症例を中心に行っております。実際の挿入手技は、外科に依頼して設置を施行しています。癌が進行した際に、植込型カテーテルから高カロリー輸液なども施行できるので有効に活用されております。
小児外科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 |
---|---|---|---|---|---|---|
K634 | 腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術(両側) | 44 | 1.02 | 1 | 0 | 3.57 |
K6333 | ヘルニア手術(臍ヘルニア) | - | - | - | - | - |
K836 | 停留精巣固定術 | - | - | - | - | - |
K718-21 | 腹腔鏡下虫垂切除術(虫垂周囲膿瘍を伴わないもの) | - | - | - | - | - |
K0301 | 四肢・躯幹軟部腫瘍摘出術(前腕) | - | - | - | - | - |
主として1才以上の臍ヘルニア・鼡径ヘルニア・停留精巣の手術を2泊3日で行っております。虫垂炎も腹腔鏡手術で早期退院を目指しております。
総合診療科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 |
---|---|---|---|---|---|---|
K664 | 胃瘻造設術(経皮的内視鏡下胃瘻造設術、腹腔鏡下胃瘻造設術を含む。) | 25 | 15.72 | 14.28 | 28 | 74.24 |
K654 | 内視鏡的消化管止血術 | - | - | - | - | - |
K386 | 気管切開術 | - | - | - | - | - |
K783-2 | 経尿道的尿管ステント留置術 | - | - | - | - | - |
K496-2 | 胸腔鏡下醸膿胸膜又は胸膜胼胝切除術 | - | - | - | - | - |
当院では高齢者で嚥下機能が低下している患者さんが多く、その一部では慎重に適応を決めて胃瘻造設術を行っています。
その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)
DPC | 傷病名 | 入院契機 | 症例数 | 発生率 |
---|---|---|---|---|
130100 | 播種性血管内凝固症候群 | 同一 | - | - |
異なる | 22 | 0.14 | ||
180010 | 敗血症 | 同一 | 75 | 0.48 |
異なる | 55 | 0.35 | ||
180035 | その他の真菌感染症 | 同一 | - | - |
異なる | - | - | ||
180040 | 手術・処置等の合併症 | 同一 | 270 | 1.73 |
異なる | - | - |
「入院契機と同一」とは、入院した時に各傷病名欄の疾患と診断されている患者さんであり、「入院契機と異なる」とは、入院した時には別の病気で入院したが、その後に各傷病名欄の状態となり、入院時の疾患よりもそれらの治療により多くの医療資源が必要となった場合を意味しています。
肝損傷などの重篤な外傷や、肝臓がんや膵がん、肺がんあるいは心臓血管外科疾患などの大手術後に血液の凝固に異常をきたす播種性血管内凝固症候群がおこることがあります。また、色々な感染症などから血液中に病原菌が入り敗血症になり、これが原因で播種性血管内凝固症候群がおこることもあります。
当院は数多くの併存症を持った患者さんの手術を行っています。このためこれら手術後に播種性血管内凝固症候群を合併することもあります。
手術・処置等の合併症では270名が入院していますが、これは腎臓内科の入院治療で、透析を行うために必要なシャントが血栓などで閉塞し使用できなくなり、その治療(経皮的シャント拡張術・血栓除去術)を行う患者さんが多いためです。
肝損傷などの重篤な外傷や、肝臓がんや膵がん、肺がんあるいは心臓血管外科疾患などの大手術後に血液の凝固に異常をきたす播種性血管内凝固症候群がおこることがあります。また、色々な感染症などから血液中に病原菌が入り敗血症になり、これが原因で播種性血管内凝固症候群がおこることもあります。
当院は数多くの併存症を持った患者さんの手術を行っています。このためこれら手術後に播種性血管内凝固症候群を合併することもあります。
手術・処置等の合併症では270名が入院していますが、これは腎臓内科の入院治療で、透析を行うために必要なシャントが血栓などで閉塞し使用できなくなり、その治療(経皮的シャント拡張術・血栓除去術)を行う患者さんが多いためです。
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